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ダンサー必読 プロダンサーとしての寿命と現役後のセカンドキャリア - ダンサーキャスティングCM振付師依頼

COLUMN

ダンサー必読 プロダンサーとしての寿命と現役後のセカンドキャリア

公開日:2021年04月18日(日)
ダンサー必読 プロダンサーとしての寿命と現役後のダンサーのセカンドキャリアについて
 
こんにちは。
本日はプロダンサーとしての寿命と現役後のダンサーのその後についてと言う内容でお話をしてみます。
まずプロダンサーの定義として様々あると思いますがアンダーグラウンド、オーバーグラウンド関わらずダンスを生業としてお金をもらって生活している人はプロダンサーと言う認識で進めさせて頂きます。
プロダンサーとして成功する為には、ダンスのジャンルは問わず、幼少期よりレッスンを重ねてダンスコンテストやダンスバトル、作品を出展したりして一定以上の技術を習得する必要があります。
プロダンサーとしてダンスを生業とする為の方法としては別のコラムでも詳しく記載してありますが
・インストラクターとしてレッスンをする
・テーマパークなどの専属ダンサーとなる
・アーティストのバックダンサーになる
・ダンスバトルやダンスコンテストなどで賞金を稼ぐ
などがあります。
また本年度からはプロダンスリーグのDリーグと言うものも始まりましたね!
 
スポーツ選手の引退する平均的な年齢は何歳くらいなのでしょうか?
こちらは一般的なスポーツの引退平均年齢になります。
・プロレス 42歳
・競馬騎手 38歳
・相撲 32歳
・野球 29歳
・卓球 28歳
・ラグビー 26歳
・サッカー 26歳
・水泳 21歳
このようになります。
一番選手寿命が長いのはプロレス、一番短い水泳に至ってはなんと21歳が現役のピークです!
これには驚きですね。
幼少期からわき目も触れず一生懸命練習してきてプロになったとしてもほとんどのスポーツが現役プロとして活躍できる期間よりも引退後の人生の方が長いのです。
どのスポーツでプロとして成功した人でも現役引退後にそのスポーツに関わりながら生活できる人と言うのはプロになった人よりも圧倒的に少なく各ジャンルのプロスポーツ選手の1%程度の人が本当の意味で真の成功者としてコーチや監督、指導者などの立場としてその世界で生きていくことが出来る割合と言えましょう。
本日のコラムの核心は引退後のダンサーのセカンドキャリアについてです。
 
ダンスはスポーツとしての側面もあり芸術としての側面もあり100%純粋に運動能力だけを競うものではありません。
単純な瞬発力を競うだけであれば10代20代には敵う訳がありませんが長年ダンスに携わることにより熟練度がUPしていくので必ずしも若いから強い=上手い訳ではなくむしろ30代がダンサーとして最も脂が乗った時期であると言えます。
プロダンサーとしてのピークは30~36歳が技術も経験値もMAXの時期と言えるでしょう。
しかしやはり40歳を過ぎると体力的にも身体的にもピークを過ぎて段々と100%のダンスをすることが難しくなってきます。
ダンサーの現役引退寿命は平均45歳前後であると言えます。
これは一般的なHIPHOPなどのストリートダンスの現役引退年齢です。
この年齢だけ見ると他のスポーツに比べるとダンスの引退平均寿命は長めだと言えますね!
しかしジャンルが変われば現役寿命は変わります。
ストリートダンスで言えば最も寿命が短いのは飛んだり回ったりとにかく激しいブレーキンです。
ブレーキンの平均寿命は30歳程度です。
またダンスでも社交ダンスなどではもっと引退寿命は長くて50~60代とも言われます。
 
どのジャンルでもそうだと思いますが必ず人生の分岐点がやってきます。
幼少期から一生懸命ダンスをやってきてプロレベルの実力を持っていたとします。
 
・最初の分岐点は大学や専門学校を卒業する年齢で訪れます。
ダンスは好きだし辞めたくないけどこのままプロダンサーしての道を進むべきか否か。
ダンサーは安定とは真逆の世界なのでまともに就職するかどうか迷います。
しかしこの年齢では安定より夢を追いかけたい年代なのでダンサーとしての進路を選択します。
 
・次の分岐点は20代が終わりこれから30代になる年齢です。
20代プロダンサーとして華やかな世界で活躍して様々な仕事をしてきました。
しかしこれから30代となるので現実問題これから将来の事を考えたらダンサーとして生活していけるのか!?
と必ず考えます。
転職するなら今しかないよな~とも考えます。
しかし様々なコネクションや責任もありこれからがダンサーとしてのピークなのでダンスを続ける道を選択します。
 
・そしてさらに次の分岐点がやってきます。
ここが基本的には最後の分岐点になると思いますが40代の壁にぶつかります。
ダンサーとしてのピークを過ぎて身体も今までのように100%のダンスが出来なくなってきます。
ここでダンス界に残るのか!?それとも別の道に進むのか!?
最大の分岐点です。
例えばあなたが男性ダンサーで結婚して子供もいますという状況だとします。
一家の大黒柱として家族をダンスでこの先も支えていけるでしょうか?
答えとしては限りなく難しいと言えます。
40代はまだなんとか大丈夫かもしれません。
しかし50代60代をダンスで・・・と考えるだけで恐ろしくなります。
自分が現役で動けなくなったダンサーはどのようにセカンドキャリアを過ごしていけばいいのでしょうか?
 
①転職する
ダンス業界ではなく別の業界に転職することがまず一番多い選択肢になります。
先述したようにその業界でプロとした活躍した人でもセカンドキャリアも業界で働ける人は本当にごく僅かな人しかいないと思います。
またある程度、身体が資本となる業界なので家族を養っていけるのかどうかなかなか難しいと思います。
なのでスッパリとダンス業界からは足を洗って別の業界に転職する選択です。
しかし30代で転職するのと40代で転職するのでは訳が違います。
転職するならば早いうちにしたほうが条件や選べる職種も幅が広いと思うので40代での転職は一筋縄ではいかないと言うのは覚悟してください。
 
②振付師になる
振付師になれば自分が現役で100%踊る訳ではないので50代でも60代でもダンスを継続可能です。
年収も普通の現役ダンサーよりも何倍もいいでしょう。
しかし「振付師になる方法とは・・・?」という別コラムでも記載しましたがこのポジションとして残れるような人はプロダンサーの中でも0.001%くらいでしょう。
詳しくはこちら↓
https://www.zerocreation.info/administrator/index.php?option=com_content&view=article&layout=edit&id=1032
 
③ダンススタジオを経営する
40代までダンス1本しかやってなくて今更他の仕事なんか出来ないよ!
と言う人がダンス業界で引き続きやっていくならばダンススタジオ経営が王道と言えるでしょう。
しかしながら東京都内はダンススタジオは飽和状態ですし大手ダンススタジオと顧客の取り合い勝負をするのは難しいので穴場の駅や地方で地域密着のスタジオ経営をしていくことが鍵となっていくでしょう。
 
④イベントオーガナイザーになる
ダンスイベントのオーガナイザーとしてダンスバトルやダンスイベントを企画していく方法があります。
しかしこちらもライバルのイベントや会場の確保、集客などなかなか簡単ではありません。
しかもイベントを行ったにも関わらず赤字になるリスクもあるので立ち上げは特に難しいかもしれません。
人気のイベントで全国規模で行うようなものもありますので軌道に乗れば大きな収益を上げることも可能です。
 
⑤プレイヤーとしてではないが間接的にダンスに関わる企業に就職する
例えばダンス科がある専門学校やダンスレッスンをプログラムに取り入れているフィットネスジムなどダンスをしていたことが就職に役立つ職種があります。
ダンスが有利に働く企業はそんなに多くあるわけではないので倍率も高いとは思いますがチャレンジしてみる価値はあると思います。
 
⑥自分自身で開業する
40代までダンス一本でやってきてそれからまっとうな一般企業に就職すると言うのもなかなかダンサーにとってはハードルが高いです。
そこで自分自身でお店を開業するダンサーと言うのも相当数いるかと思います。
飲食店も定番ですがや意外と多いのが柔道整復師の資格を取ってマッサージや接骨院など整体院などを開業する人も多いです。
自分のお店を開業するには店の規模にもよりますが初期費用として最低限200~500万円程度の貯蓄が必要となります。
一国一城の主として当たれば非常に夢がありますね。
しかしながら競合の多い飲食店などは新規開業したお店が10年の内に9割潰れると言われる業界なので生き残るのはまた簡単ではありません。
 
如何でしたでしょうか?
比較的プロとして現役寿命が長いダンサーですが引退後のセカンドキャリアの目安になりましたでしょうか?
もしあなたが長くダンス業界でプロとして活動したいならば現役の内にセカンドキャリアを見据えてプロ生活と並行してその後の準備を進めることをお勧めいたします!
少しでもお役に立てたならば幸いです!
 
 
プロダンサーとしての寿命と現役後のダンサーのセカンドキャリア・ダンサー事務所ゼロクリエーションのダンスコラム
 
 

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