メディア出演を告知できないケース
メディア出演を告知できないケース
こんにちは。
本日はメディア出演告知できないケースについて説明致します。
メディア出演を告知できないケースとはどのようなことでしょうか!?
通常、CMやMVなどのメディア案件に出演した際には出演したことは名誉であり大変うれしいことですので「○○のCMに出演しました!見てください!」などとインスタグラムやTwitterなどのSNSで出演した旨をお知らせしたいですよね。
地方出身者のダンサーの方などは特にCMやMVに出演したよ~!と、ご両親や友人に報告してあげると大変喜んでもらえるのでせっかくメディア案件に出演したならば報告したいものです。
しかしメディア業界では基本的にはSNSなどに投稿する際には必ず所属事務所からクライアントに確認が必要になります。
クライアントの許可を得ずに自分の判断で勝手にSNSに投稿すると最悪罰金や賠償金など大変な事態に発展するケースもあるので注意が必要です。
大抵の案件は確認さえ取れればSNSの投稿は問題ありません。
また出演募集の段階で事前にSNS投稿はNGと記載されているケースもあります。
しかしメディア業界ではSNS投稿NGと言われなくても絶対に出演告知できないケースというのがありますので、これはメディア業界で活動しているダンサーのみなさんは必ず知っていなければいけません。
それでは言われなくても出演告知できないケースを説明していきます。
①キャラクターなどマスコットの中に入って着ぐるみ出演するケース
特定のアニメやマスコット、地方自治体のゆるキャラなどの着ぐるみの中に入って出演した場合は絶対に出演告知出来ません!
例えば某イベントでピカチュウの着ぐるみの中にあなたが入って出演した場合などは「何月何日○○デパートの屋上でピカチュウとして出演します」や事後報告で「ピカチュウの着ぐるみで出演しました」など一切告知出来ません。
これはアニメのキャラクターやマスコットなどは特定のイメージがあるのでそのイメージを損なわないためです。
アニメのキャラクターやマスコットは中に人間が入っているという概念ではないので着ぐるみで出演した際には気を付けましょう。
②MVなどで人物が特定できないような撮影手法で出演しているケース
MVなどで人物が特定できないような撮影手法で出演しているケースとはどのような場合かパッと聞いただけでは分かりずらいかもしれません。
これはMVで特に多いのですが作品の世界観を壊さないように人物が特定出来ないように顔がはっきり映らないようにぼかされていたりとかシルエットのみで出演しているケースになります。
例えばあるMVの作品でアーティスト本人が出演します。作品は楽曲の歌詞に沿って男女の恋愛ストーリーが展開されますがそのお相手役としてあなたが出演したとします。
あなたは後ろ姿やギリギリ顔全体が映りこまないような演出で出演したような場合、「○○MVの相手役は実は私です!」などと出演告知は絶対に出来ませんので気を付けましょう。
③ディズニーランド出演告知
ダンスをしている人の中ではディズニーランドに出演歴がある人はかなりの人数がいると思います。
夢の国ディズニーランドに出演したいがためにダンスを始める人がいると言っても過言ではないくらいですね。
しかし①の項目で先述したように例えば「ミッキーマウスの中は今日は私です」は絶対にNGと分かると思いますが普通に顔出ししているパレードダンサーでも出演告知は出来ません。
これは現役パレードダンサーが「今日は私は○○エリアで何時に出演します」はもちろんNGなのですが、なんと現役を引退した後にも元ディズニーランドダンサーと告知することも出来ないという徹底されたルールがありますのでこちらも気を付けましょう。
④ボディダブルとして出演した場合
ボディダブルとは一般の人には聞きなじみがない言葉だと思いますがどのようなものなのでしょうか?
ボディダブルはCMの撮影などで首から上がタレントさんで首から下が別の方の出演になり場合の事を言います。
具体的にどうのような事かと言いますとタレントAさんがCM内でバク転する設定ですが実際はタレントさんはバク転出来ないのでダンサーがバク転して首から上のみ後でタレントさんに合成をするという事です。
他には実際は痩せているタレントさんですが身体のみボディダブルにする場合もありますし、逆にタレントさんの撮影スケジュールが取れない時にはタレントさんにそっくりなボディダブルを使う場合もあります。
あなた自身は身体のみ出演しているのですがボディダブルの場合も出演告知できません。
如何でしたでしょうか?
上記4つの項目はメディア業界で活動してる人は絶対に知っておかなければいけない内容なので頭に入れておいてください。
無用なトラブルを避けるためにも出演告知する場合は自分自身で大丈夫だろうと勝手に判断せずに必ず所属事務所からクライアントに確認してもらってから投稿するのが間違いありません。
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