タップダンスの魅力
タップダンスの魅力について
こんにちは。
タップダンスを知っている人はどのくらいいるでしょうか!?
最近はタップダンスを見る機会も少しずつ増え、その認知度もかなり上がってきているだろうとは思います。
しかし、タップダンスという名前は聞いたことがあっても生でタップダンスを見たことのある人はそんなに多くはないのではないでしょうか!?
今回はそんなまだまだタップダンスに馴染みのない人にも伝わるよう、タップダンスならではの魅力について掘り下げていこうと思います。
タップダンスの1番の特徴と言えば、やはり音を鳴らすダンスであることになります!
少し足を動かしただけで、たくさんの音が出て、それがリズムとなって繋がっていく。
普通に生活していたらまず出来ないことであり、タップダンサーが自らの足を操り、巧みにリズムを刻む姿は見る者を魅了する。
タップダンスがその他のダンスと最も違う点は通常のダンスは音楽ありきで音楽に合わせてダンスを踊るいわば音楽主導であることに対し、タップダンスは自ら音を(リズムを)奏でることが出来るということに他ならない。
タップダンスは、音ありきのダンスであり、ダンスとして目で楽しむだけでなく、さらに演奏として耳でも楽しむことができるのだ。
そんなタップダンスにも大きく分けて二つのジャンルがある。
一つ目がショーなどで目にすることの多いシアタータップである。
タップダンスと聞くと、燕尾服やシルクハット、ステッキなどのイメージを抱く人が多いが、それらは大概シアタータップを見たことのある人でしょう。
上半身もジャズダンスのように美しく、華やかに踊るため、見る要素の強いタップダンスであると言えます。
古き良き時代のアメリカンミュージカルを彷彿するようなショー要素の強い華やかなイメージのタップダンスです。
二つ目は、どのようなリズムを生み出すかということを重要視したリズムタップである。
リズムタップは、タップを楽器として捉える傾向が強く、複雑なリズムを踏んだり、ミュージシャンとともに即興で踊ったりするタップダンスである。
そのため、こちらはシアタータップより耳で聴く要素が強いタップダンスと言えるだろう。
もちろんどちらの面も取り入れつつ踊ることも多いが、一般的には大きくこの2つのグループに分けられる。
しかし、どちらにしても目でも耳でも楽しめるダンスであり、それがタップの魅力の一つである。
次に、タップダンスのもう一つの特徴として、誰もが始めやすいということがあげられる。
ダンスの中でも、ダンス経験がなくても挑戦しやすいジャンルなのである。
なぜなら、タップを踏むときの足の動きは、皆等しくやったことのない動きであり、かつ、上半身のどこかを多少痛めていたとしてもそこへの負担が少なく足さえ動かせればできるからである。
そのため、主婦の方が日中にレッスンに通ったり、父と子で休日に一緒にレッスンに通ったりするケースも多く、運動不足の解消や親子の共通の趣味として気軽に始めることができる。
さらには、高齢の現役タップダンサーも多く、最近では、椅子に座ったままタップを楽しめるクラスもある。
このようにタップダンスは他ジャンルのダンスと比べると、いつからでも何歳からでもはじめやすく、比較的長く楽しめるジャンルであると言えるだろう。
また、タップダンスは最初は難しそうに思われがちだが、練習すればしただけ成果が出やすいジャンルでもある。
今まで出来なかったステップが出来るようになったかどうかは、思い描くリズムが出せたかどうか自分で聞けばすぐにわかることだ。
自分でも成長を実感でき、達成感を得やすいために、一度始めるとタップの楽しさにはまる人は非常に多いです。
最後に、他のダンスと同様にタップダンスも誰かと一緒に踊り、息が合う瞬間の喜びは大きい。
タップダンスの場合、息が合えば、動きだけでなく音もぴったり合う。
複数の人がアカペラでタップを踊り、その音がぴったり揃うとき、見る者を圧倒するほどの迫力がある。
通常のダンスの場合は複数人で踊る場合は動きを合わせるのだが聴覚的なリズムも合わせるというのは他のジャンルにはない大きな魅力であると言えます。
また、楽器のようにそれぞれが違うリズムを出し、その音が重なることで新しいリズムを生みだすこともある。
自分のテンポを保ちつつ、相手の音も聞きながら踏まなくてはならない。
難しいことではあるが、その音があうと、心地良く、聴き続けたくなるほどだ。
それは見ている側も踊っている側も同じである。
逆に、タップは音が出るがために、曲や周りのタップダンサーとずれている時、それは顕著に表れる。
ずれていることがばれやすいため、他のジャンルより合わせるという点では難易度は上がるかもしれないが、その分、息があったときの喜びは大きい。
誰かと共に踊り、楽しさを共有できるということはタップに限らず、ダンスの醍醐味の一つであるだろう。
今回、タップの魅力について、音が出せるダンスであること、誰もが始めやすいこと、そして、誰かと踊る楽しさの3点を挙げました。
しかし、タップの魅力はもちろんこれだけにとどまらず、自分好みにカスタマイズできるタップシューズや新しいステップを自分で生み出せることなどなどたくさんある。
筆者自身もまだまだ魅力を伝え切るにはスキルも表現力も未熟であるが、多くの人にタップを見てもらい、その魅力を伝えられるようなダンサーになりたいと思っている。
メディアや舞台等でも、もっとタップがメジャーなものになり、もっと身近なジャンルになってほしいと思います。
そうすることで、多くの人に生のタップを見てもらい、タップに興味を持ってもらい、タップを始める人が増えればなお嬉しいことである。
そうできるよう、人々を惹きつけられるようなタップダンサーを目指したいと思います。
#タップダンスの魅力
#タップダンスの特徴
#ダンサーキャスティング事務所
#ダンサーキャステイング会社
#ダンサーキャステイング法人
#ダンサー派遣
#ダンサー事務所
#ダンサープロダクション
#振付師キャスティング
#CM振付師
#MV振付師
#企業イベント振付
#アイドル振付
月別アーカイブ
-
2023年2月
-
2023年1月
-
2022年12月
-
2022年11月
-
2022年10月
-
2022年9月
-
2022年8月
-
2022年7月
-
2022年6月
-
2022年5月
-
2022年4月
-
2022年3月
-
2022年2月
-
2022年1月
-
2021年12月
-
2021年11月
-
2021年10月
- 勝つためにこだわり、貫くか否か(後編)
- 勝つためにこだわり、貫くか否か(前編)
- 確固たる目標を設定し、全力を尽くす
- 「実際にあったダンサーのキャスティングトラブル特集」~制作篇~
- 「実際にあったダンサーのキャスティングトラブル特集」~ダンサー篇~
- メンバーや周りの人とのコミュニケーションを大事にする
- 出場するコンテストや時期をよく検討する!
- コンテストに出る人を中心に考えた振付を創る場合
- 全ダンサー必読!個人事業主であるダンサーと確定申告の重要性
- TVやCM、アーティストへの振付でロックダンスを求められた時
- ダンスコンテスト用の振付において必要な【独自性】とは?
- ロックダンスの構成や演出
- ロックダンスでコンテストに挑戦する時
- 「CMやテレビドラマなどのメディア案件の交通費について」
- それぞれのレベルに合わせた振付
- ロックダンスでショーケースを創る時
- 振付の意識 -LOCK DANCE-
-
2021年9月
-
2021年8月
-
2021年7月
-
2021年6月
-
2021年5月
-
2021年4月
-
2021年3月
-
2021年1月
-
2019年12月
-
2019年2月
-
2018年12月
-
2018年11月
-
2018年10月
-
2018年2月