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COLUMN

レンタルダンススタジオの歴史

公開日:2021年05月04日(火)

<レンタルダンススタジオの歴史>

 

こんにちは。
近年急激に増えたレンタルダンススタジオですが現在東京都内にはどのくらいの数があるのでしょうか?
正確な数は分かりませんが大規模なレンタルダンススタジオからマンションの一室を改装したワンルームサイズのレンタルダンススタジオまで大小様々なスタジオが都内随所に展開されています。
ダンスだけに限らずお芝居の稽古やアイドル、アーティストのリハーサル、メディア案件のオーディションなど様々な用途でレンタルスタジオが利用されます。
また用途は違いますがレンタルオフィスやレンタル会議室などのワーキングレンタルスペースなども急激に増えています。
レンタルダンススタジオはダンスや歌などのリハーサルに使用する為、音響機材と防音環境が必須になります。
レンタル会議室の場合は仕事や打合せでの使用の為、デスクや椅子、WIFIなどが必須の環境になりますね。
それぞれが使用する用途により提供するべき環境が異なってきます。

東京都内で有名なレンタルスタジオと言えば西新宿にある「新宿村スタジオ」が非常に有名です。
個人での利用から民間の団体、大手企業までが幅広く利用するレンタルスタジオの老舗であり都内屈指の規模を誇る有名レンタルスタジオですね。
メディア業界でもしょっちゅうオーディション会場として使用されるのでダンサーやタレントの方ならばほとんどの人が一度は行ったことがあるのではないでしょうか?
なんと1972年開業、昔は増築に増築を重ね物凄い構造の建物になっていましたがその後建て替えを経て現在では非常にきれいで使いやすくなりました。
しかし新宿村スタジオはダンスでの利用だけでなく舞台やミュージカルなど幅広く利用されるスタジオでダンス専門のレンタルスタジオと言う訳ではありません。

 

それではダンス専門のレンタルスタジオで最も老舗はどこかというと「ソニズダンススタジオ」ではないでしょうか?
創業は2004年で本店は東高円寺にあり方南町や新中野など杉並区、中野区を中心にレンタルダンススタジオを展開しています。
ストリートダンスは元来その名の通りストリートで行うダンスです。
昔はビルのガラスや公園、駅の構内など大きなガラスに身体を映してダンスを練習するのが通常でした。
しかしダンサーが使用した場所にタバコやゴミを捨てっぱなしにしたり大音量で音楽をかけるなどのマナーの悪さからどんどん利用できる場所が少なくなりました。
ストリートダンスの聖地とも言われていた新宿安田ビルや渋谷御嵩公演、中野ZEROホールなど最初はダンスの使用が認められていたにも関わらずダンサーがマナーの悪さで自分たちの練習できる場所を失っていったのは皮肉なものです。
マナーが悪いのは一部のダンサーであって大半のダンサーは常識があって公共の場所では「練習させて頂いてる、使わせて頂いてる」という事が分かっているのでキチンとゴミなどは持ち帰ります。
が、一部のダンサーのマナーの悪さにより練習場所も失う、またダンサー自体のイメージも損なう事になりいつまで経っても「ダンサー=不良」という世間一般のイメージは悪いままなのかもしれません。
そのような背景がありストリートでのダンスの練習場所はどんどんなくなっていくことになり、それと反比例してレンタルダンススタジオの需要が増えていきました。

 

ダンサーが自ら作り出したレンタルダンススタジオで有名なスタジオが「studio worcle」です。
こちらを設立したのはHOUSEダンス界の大御所「SYMBOL-ISM」のメンバーです。
最初は代々木にオープンしたworcleですが現在では渋谷、池袋、原宿、高田馬場など大都市に幅広く展開していて大成功を収めています。
他にも大手のNOAや激安レンタルのBEANSなどレンタルダンススタジオ業界も群雄割拠の様相です。

 

また通常はダンスレッスンを行っているダンススタジオが空いてる時間帯のみを一部レンタルする営業スタイルもありますね。
スタジオの空き時間を無駄なく利用する有効な手段であるとも言えます。

なぜこれほどレンタルダンススタジオを増えたかと言うと先述したストリートダンスを練習できるスペースがなくなった事・・・以外にもう1つ大きな理由があります。
それは「ランニングコストが掛からない」と言う点です。
ランニングコストとは設備や建物など商売をする上での維持費のことですがレンタルダンススタジオはこのランニングコストがほとんど掛からないと言うのが非常に大きいです。
最初にレンタルダンススタジオを作るには鏡や床、音響設備、防音環境などもちろん設備投資は必要不可欠です。
この初期設備投資金額に関しては通常のダンススタジオもレンタルダンススタジオでも全く同じ金額が必要です。
同じ金額で作ったダンススタジオとレンタルダンススタジオですがどちらもいざOPENしました、ここからはランニングコストが全く異なります。
ダンススタジオではインストラクターを雇ってギャランティを支払いつつ、常に受付が常駐して生徒さんや電話対応などをしなければいけません。
しかしレンタルダンススタジオの場合は小規模の場合は予約はインターネット、代金は事前振込などにしてしまえばなんと無人でも営業出来てしまうのです。
必然的に人件費が掛からない為、利益率は圧倒的に高いと言われています。
もちろんレンタルが常時入るようになればですが定着してしまえばコスト率は圧倒的と言えるでしょう。

如何でしたでしょうか!?
もしダンサーの方が将来的にダンススタジオを作ろうと思っているのであればレンタルダンススタジオという選択肢も一考の余地ありです。
少しでもダンサーの皆様のお役に立てれば幸いです。

 

レンタルダンススタジオの歴史・ダンス専門事務所ゼロクリエーションのダンスコラム

 

 

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