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メディアキャスティング業界の業界専門用語 - ダンサーキャスティングCM振付師依頼

COLUMN

メディアキャスティング業界の業界専門用語

公開日:2021年05月16日(日)
メディアキャスティング業界の業界専門用語
 
先日はダンサー業界の専門用語を説明しましたが今回はメディア業界キャステイング業界の業界専門用語の説明を致します。
特殊なワードが多いので知らないと現場で指示された意味が分からないこともあるので覚えておきましょう!
ひと昔前のようにザギンでシースー(銀座で寿司を食べる)などのバブル時代の用語は今となっては冗談でしか使われませんがここに記載した用語は必須ワードなので知っておいて損はありません!
皆さんはどのくらい知っているでしょうか?
 
<ア行>
・アゴ代アシ代
アゴ代は食事代、アシ代は交通費のことです。
アゴアシは制作サイドが負担しますのように使われます。
 
・アテレコ
アニメや映画などの映像に対して声優さんが台詞を吹き込むこと。
動物番組などで動物を擬人化して声優さんが台詞を入れたりもします。
 
・アフレコ
アフターレコーディングの略語で撮影した映像に後から音声を合わせる作業のこと。
 
・板付き
撮影をスタートする時点で出演者がカメラ内の立ち位置にいる状態。
ダンス業界でも板付きは音楽が始まる前にダンサーが所定の位置に付いていることなので板付きはメディア業界でもダンス業界でも同じ意味ですね。
 
・1本
100万円のこと。2本だと200万円になります。
 
・イントレ
撮影時にカメラ機材などを載せたりするやぐらのこと。
 
・インサート
カットとカットの間に挟む食事画像や商品画像のこと。
 
・SE
メディアキャスティング業界でのSEは効果音と言う意味で使われます。
サウンドエフェクトの略語です。
しかし一般的にSEとは職業であるシステムエンジニアの方が有名ですね。
・AD
アシスタントディレクターの略語です。
ADは一般にも伝わる業界用語で制作サイドの若手、新人の方のことです。
相当過酷な役回りでかなりの割合で1年以内で辞めていくと言われいます。
ちなみにDはディレクターでADが昇格するとDになり、PはプロデューサーでDが昇格するとPになります。
上司や先輩に怒鳴られ叱られ少しづつ仕事を覚えていき2~3日徹夜も当たり前・・・
Pまでの道のりは果てしなく遠いです。
・絵コンテ
単純にコンテとも言います。
これは撮影前にクライアントや出演者にこんな撮影をしますという内容を絵で描いた企画書または説明書です。
撮影の概要を把握する為の非常に大切なものになります。
最近では「Vコン」と言う実際のCMの尺で絵コンテを動画にしたものも多く使われるようになってきています。
・エキストラ
台詞や役名の無いその他大勢の役のこと。
通行人役や喫茶店のお客さん役などストーリーに影響の無い役回りになります。
エキストラのギャランティは2000円~5000円程度が相場になります。
・押す
撮影が予定時間より遅くなること。
反対に巻くは予定時間より早いこと。
出演者としては巻いてくれると非常にうれしいものです(笑)
・オファー
出演依頼のこと。
・オフレコ
記録しないということから内緒と言う意味で使われます。
次回の月9のヒロインは○○だけどまだオフレコで!のように使います。
・オンリー
オンリーは台詞や歌などを音声のみ録音する作業です。
通常は映像と一緒に音声を録音しているのですが映像は問題ないが音声だけ雑音が入ってしまったので音声のみ別撮りすることをオンリーと言います。
また大切なナレーションや歌などはオンリー別撮りが多いです。
<カ行>
・ガチンコ
真剣、本気と言う意味。
・カメリハ
カメラリハーサルの略語で本番前にカメラマンさんのカメラワークを確認する本番に近いリハーサルのこと。
・かぶる
かぶるはカメラ内の奥の対象物や人物を隠す手前の位置に人物が映りこんでしまって邪魔をしている状態のことです。
本来カメラで狙っている奥の対象物を隠してしまっているのでかぶってしまうとめちゃめちゃ怒られ、撮り直しになるので気を付けましょう。
・ガヤ
ガヤはエキストラさんのことを指します。
また音響用語だとガヤはガヤガヤした雑踏の音と言う意味でも使われます。
・完パケ
CMや番組が完全にパッケージされて納品できる状態のこと。
・クール
CMやテレビ番組などの放送される期間の単位のことで1クールは3カ月になります。
CMなどではこの放送期間が長いほどギャランティも高くなります。
1クールだと5万円、2クールだと10万円など。
・クレジット
テレビ番組やMVの最後に出演者や制作に関わった人や会社名を入れる字幕のこと。
クレジットに自分の名前が入ると非常に嬉しいものです!
・ケツ
撮影を終わらせなければいけない最終時間。
デッドエンドの時間。
ケツは20:00までであれば20:00までに終わらせる必要があります。
・ケツカッチン
撮影を終わらせなければいけない時間が迫っている状態のこと。
タレントの○○さんケツカッチンだから撮影巻いて~などと使われます。
 
・ケータリング
撮影の休憩時などに自由に飲み食いしてもいいように用意してくれた食事や軽食のこと。
ケータリングが豪華だと撮影時のテンションがぶっちゃけ上がりますよね(笑)
・香盤
香盤または香盤表は撮影当日のスケジュール表です。
制作や出演者が何時に入るかや撮影場所がどこか、またどのシーンを何時に撮影するかなど全ての撮影スケジュールが記載されています。
出演者的にはこの香盤が早く出ると予定が立てやすいのですが撮影前日まで香盤が出ないこともしょっちゅうあります。
 
<サ行>
・座組
スタッフや出演者なども含めたチーム構成、キャスティング構成。
・シズル
筆者も最近まで知らなったのですが食べ物や飲み物を美味しそうに撮影するシーンを撮影することをシズルと言うそうです。
・実景
実景とは出演者のいない建物や風景のみのカットと言う意味です。
・尺
一般的には尺とは長さを計る単位ですがメディア業界での尺とは時間の単位の意味で使われます。
30秒尺のCMなどのように使われます。
・シュート
撮影するという意味。
15:00シュートで再開しますなどと使われます。
 
・スタンドイン
スタンドインは出演者の代わりにカメラテストなどに入る代役のことです。
 
・セトリ
セットリストの略語で演奏する曲順に記載された表のこと。
 
・宣材
宣伝材料の略語でタレントやダンサーなどの写真や芸歴、サイズをまとめたもの。
宣材写真だとプロフィールに載せるためにスタジオで撮影した写真のこと。
<タ行>
・てっぺん
深夜12時、24時のことです。
時計の針の短針と長針が両方とも頂上を指していることが由来です。
・テレコ
逆にすると言う意味です。
「そこのエキストラの赤い服と青い服の人テレコにして」であれば立ち位置を入れ替えることになります。
先日記載したダンス業界の専門用語だとテレコは
[ジグザグに並ぶこと。立ち位置が上から見たとして前後の列で互い違いに並ぶこと]
と言う意味なのでダンス業界とメディア業界で「テレコ」の意味は違うので気を付けてください!!
・撤収
撤収は撮影を撮り終えて後片付けをすること。
完全撤収は全ての後片付けを終えて全スタッフが帰れるようにする状態。
・テロップ
撮影した映像の上で載せる文字のこと
同じ意味でスーパーと言う呼び方もあります。
・ドタキャン
土壇場でキャンセルの略語でこれは業界のみならず一般でも広く使われている用語ですね。
ドタキャンが出た場合は制作側は大慌て。
事務所はタレントがドタキャンした時には目の前が真っ暗になることでしょう。
急いで何とかして代わりのキャストを探すなど穴埋めをしなければいけません。
もしあなたが一度でもドタキャンしたならば二度と仕事で使ってもらえることはないので絶対にドタキャンはやめましょう!
 
・取っ払い
現場で直接ギャランティが出演者に支払われること。
通常は事務所が制作に請求書を出した後に事務所を介してギャランティが出演者に支払われますが事務所を介さずダイレクトに出演者に支払いとなること。
 
・ドンカマ
メトロノームのこと。
音楽が鳴る前のタイミングを計るためのリズムのことを指します。
 
<ナ行>
・なめる
対象物をカメラの手前に入れてその奥を撮影すると言う意味です。
一見まるで意味が分かりませんが「その柱なめて」であれば柱を手前に映しながら奥の建物やらタレントさんを映すということです。
 
・ぬすむ
誤魔化すという意味です。
物を盗むという訳ではなく誤魔化すので人の目をぬすむテイストですね。
「その椅子ぬすんで」であれば、先ほどまであった場所と変わってしまいますがちょっとずらして誤魔化してと言う意味になります。
 
<ハ行>
・箱
箱は撮影するスタジオのことです。
ダンス業界で箱はクラブや会場の意味になります。
 
・箱馬
木製の箱のことで対象物の高さを上げる際に使用します。
 
・バミる
バミるはタレントさんの立ち位置や小道具などの場所に目印としてビニールテープなどでマーキングすること。
カメラの画角調整や休憩などを挟んだ後にさっきの場所どこだっけ?とならないようにする為です。
 
 
・バラす
お役御免にする、終わりにすると言う意味です。
スケジュールをバラすは予定していたスケジュールを無しにする。
エキストラをバラすはエキストラの本日の撮影は終わったので解散して帰っていいよと言う意味です。
 
・バレる
カメラ内に映ってはいけないものが映っている状態のこと。
見切れるとも言います。
マネージャーさんなどがカメラに入らない死角にいるつもりが以外と入っていて「そこの人バレてるよ(見切れてるよ)」などと怒られることが度々あります。
 
・バーター
バーターは抱き合わせと言う意味で主に大物タレントさんをキャスティングする際などに事務所サイドからキャスティング条件として新人さんをバーターで出演させることを求められたりします。
 
・バレ飯
出演者やスタッフさんがそれぞれ合間にバラバラに食事を取ること。
 
・ピーカン
太陽が出てい快晴の天気のこと。
語源は諸説あるそうですがピントが完全や太陽光がピーンと届いてカンカン照りなどが有力らしいです。
 
・フレームイン
撮影が始まっている状態で別の出演者が後からカメラ内に入ってくること。
 
・プレイバック
今撮影した素材を確認する為にモニターに映し出す作業のこと。
 
<マ行>
・前乗り
撮影本番の日の前日に現場入りすること。
 
・マザー
マザーテープのこと。
全ての編集を終えて完成した原版テープと言う意味。
 
・見切れる
先述したバレると同じでカメラ内に映ってはいけないものが映っている状態のこと。
<ラ行>
・リテイク
再撮影の意味です。
撮り終えたはずのカットに何らかの問題が見つかって再び撮り直ししければいけない状態。
・レギュラー
テレビ番組やCMなどに毎回出演しているキャストさんのこと。
・ロケハン
ロケーションハンティングの略語で撮影場所をスタッフさんが下見することです。
<ワ行>
・わらう
対象物をなくす、片付けると言う意味です。
現場でわらってと言われて実際にニコっと笑って恥をかいた人も多数いるはず。
如何でしたでしょうか!?
知っているものから間違った意味で覚えていたものまで様々だったのではないでしょうか?
新人さんはともかくある程度業界に長い人であれば知らないと恥をかく場面もあるので是非覚えておきましょう!
 
 
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