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LOCK DANCEの動き⑥

公開日:2021年07月09日(金)

LOCK DANCEの動き⑥

 

ロックダンスの代表的な動きをじっくりと解説させていただいているこのコラムも6回目となりました。今回の解説の前に、これまでご紹介したムーブを改めておさらいしておきましょう。

①THE LOCK(ロック) 、POINT(ポイント)、TWIRL(トゥワール)
②SCOOBY DOO(スクービードゥ)
③STOP & GO(ストップアンドゴー)
④ LEO WALK(リオウォーク)/ROCK STEADY(ロックステディ)
⑤WHICH-A-WAY(ウィッチウェイ)

以上です。未読の方で興味がおありの方は、ぜひ読み返していただけますと幸いです。

 

それでは本題です。今回は "SCOBOT(スクーボット)" というムーブについての解説です。

●SCOBOT
スクーボットもロックダンスの定番の動きの1つで「これを見せればどのジャンルの動きか分かる」と言えるほど、特徴的かつ重要な要素を含むムーブです。基本的な流れを下記にまとめてみます。

①体を右に大きく倒し、斜めにします。両手は上着を脱ぐように大きく横に開くか、肘や手首を回します。左足は空中をキックします。
②体を左に大きく倒し、反対の斜めにします。両手は体の前でクロスします。右足は空中をキックします。
③体勢を真っ直ぐに戻しながら右足で足踏みをします。両手は耳の横でTWIRLをし、大きく開きます。
④アップのリズムを刻みながら左足で足踏みをします。両手は体の後ろでクラップします。

大まかですが、おおよそこういった流れのムーブになります。一小節(=4カウント)の中で「体が斜めになること」「腕をクロスしたりTWIRLをすること」「力強いキック」「全身で音楽に乗るためのアップのリズムのキープ」これらの要素をしっかりと意識しながら踊ることで、より一層FUNKYなスクーボットが出来ます。

また、スクーボットのこの流れは、以前のコラムでご説明した "ファンキー4ビート" に非常にマッチします。その「ドン!カッ!ツカドンタ!」という独特のリズムに合わせて踊られ、磨かれ、ショーの中で振付として統一感を持たせ…といろんな工程を経て、シンプルな動きの中に特徴的なシルエットや流れを確立させていったオリジネーターのダンサー達にリスペクトを感じざるをえません。

1970年代に生まれ、50年近く月日が経った今でも、スクーボットは誰が見ても「ロックダンスのムーブだな」とわかるほど代名詞的なムーブとして世界的に愛され続けています。


・「スクーボット?」「クロスバンド??」
日本では長く、スクーボットのことを「クロスバンド」と呼んでいる人がほとんどでした。おそらく、2カウントめで実際に両腕を交差(=クロスハンド)することに由来すると想像できますが、理由や起源は
明らかにはなっていません。
※ この事象については次回のコラムでじっくり考察していきたいと思います。

ですがあるタイミングで分岐点が訪れます。時は2004年に遡ります。


●OLD SCHOOL DICTIONARY
LOCK、POP、BREAK…この3大ダンスジャンルはまとめてOLD SCHOOL(オールドスクール)と呼ばれています。これは1980年代以降に登場したHIP HOPやHOUSE(これらはNEW SCHOOLと呼ばれます)と比べて発生が古いため、大まかな区別をつけるために用いられる呼び方のようです。この、OLD SCHOOLのダンスについて、ジャンルの発生や特徴、各ムーブの詳しい解説や進化などについて、オリジネーターあるいはオリジネーターから直接レクチャーを受け続けてきたダンサーによるデモンストレーションがふんだんに観れる映像作品が発表されました。

それこそがOLD SCHOOL DICTIONARY(オールドスクールディクショナリー)なのです。

まず我々日本人を驚かせたのはそのパッケージです。裏側に掲載されているムーブ名の数々…今まで聞いたことのある名称が羅列されているものだとばかり思っていたところ…TWIRL、POINT、THE LOCK、SCOOBY DOO…SCOBOT…SCOBOT?!「スクーボットって何?どんな動き?!早く観たい!!」と思ったダンサーが多かったのではないでしょうか。(もちろん、それ以前にオリジネーターらから直接教えてもらっていたダンサーはいたと思いますが、限られたごくわずかな人数だったのではないでしょうか)

この映像作品はVHS版のほかにDVD版も販売されており、今入手したければフリマアプリやオークションなどを活用することをオススメします。スクーボットはもちろん、その他の数々のムーブについても詳しい解説とダンスがしっかりと記録されています。ロックダンスを基礎から学びたい・学び直したい人、またはロックダンスを教える立場の人には特に見ていただきたい内容となっています。


●まとめ
日本で長年「クロスバンド」と呼ばれていた動きは実はアメリカでは「スクーボット」と呼ばれていたわけです。それから日本ではどちらの名称でも親しまれています。どちらも間違いではありませんし、様々なスタイルや派生の動きも存在します。大事なのは、名前や形にこだわりすぎるのではなく、様々な情報ややり方の中から取捨選択し、自分で好きなように楽しんで踊ることなのではないでしょうか。これからもクロスバンドやスクーボットが、ロックダンスの代表的な動きとして広く長く楽しまれていくことを願います。

 

 

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