楽曲の「好み」とダンスとの「相性」
楽曲の「好み」とダンスとの「相性」:ロックのすゝめ 〜其のニ〜
以前【ロックのすゝめ】というコラムを書かせていただきました。その概要としましては、ロックダンスとはどんな特徴があるかを改めてまとめ、どんな人にロックダンスをおすすめしたいか、というものでした。
今回は更に一歩踏み込み「やってみたいけど、どんな曲で踊ればいいの?」という方の為に、筆者の独断と偏見と長年の経験によるおすすめ楽曲をいくつかご紹介したいと思います。気になった方はぜひ、Apple musicやYoutubeなどで楽曲を検索してみてくださいね。気に入った曲がありましたら、その曲で実際にロックを踊っていただけたらそれ以上に嬉しいことはありません。
●楽曲の「好み」とダンスとの「相性」
誤解を恐れず言ってしまえば、どんな曲でも踊ることは出来ます。しかし好みや相性はあります。「この曲は好きだけどゆっくり過ぎてロックは合わないかもしれない」「この曲はロックを踊るにはちょうどいいビートやリズムだけど、なんだか自分が踊るにはしっくりこない気がする」そういったことはどのジャンルでも誰にでも多々あることだと思います。
ですので、今回はさまざまな年代の人に受け入れられるよう、1960年代〜2020年代まで幅広くご紹介していきます。また、ロックダンスと言えばファンク!洋楽!という印象が強い方もいらっしゃると思いますが、そこに捉われず、筆者が好きでロックを踊りやすいものを記載していきます。いずれもロックダンスとの「相性」は保証いたしますので「好み」の楽曲が見つかることを祈って選曲していきたいと思います。
●2021〜2000年代
・DREAM ON THE STREET/DA PUMP
・夜に駆ける/YOASOBI
・Dynamite/BTS
・Looser/米津玄師
・OTONA(feat.久保田利伸)/木梨憲武
・Treasure/Bruno Mars
・Let's Groove/Funk Revelation
・Push Up/Freestylers
・留学生/MONKEY MAGIC × 岡崎体育
・シロクマ/Jabberloop
・GET ON THE DANCE FLOOR/DA PUMP
・LEGAL-HIGH/林ゆうき
・Yellow Sunshine/Yellow Sunshine
・Chelsea Rodgers/PRINCE
現代のJ-POPやK-POPにもFUNKのビートやグルーヴはしっかりと継承されています。特に世界的に大ヒットしたBTSのDynamiteには「DISCO」「FUNK and SOUL」と言った歌詞も入っていますね。「若者ウケを狙った選曲では?」と思われるかもしれませんが、実際Instagramなどでもこういった曲でプロのロックダンサーが振付をしたダンス動画が数多く散見されます。
なかなかFUNKの新譜は多くありませんが、幼い頃から家族でコピーバンドを生業にしていたブルーノ・マーズの楽曲にはその片鱗が見受けられます。「Up Town Funk」「Finesse」などの代表曲もとてもロックダンスが合う楽曲ですね。今ならではのロックダンスをクリエイトしていくためにも、古き良き時代の音楽やダンスも学んでいきましょう。
●2000〜1980年代
・Live In America/JAMES BROWN
・Move On/JAMES BROWN
・Let The Funk Flow/JAMES BROWN
・Turn Me Loose,I'm Dr.Feelgood/JAMES BROWN
・Jam/MICHAEL JACKSON
・Sexy Dancer/PRINCE
・Nervous/The Newmaster Sounds
・Clap Your Hand/Funky Bureau
・Let's Groove/EARTH,WIND and FIRE
・Soul With A Capital "S"/Tower of Power
・Party Down/George Duke
・Instant Replay/Dan Hartman
・Chicism/CHIC
シンセサイザーや打ち込みなどデジタルな音楽が流行っていく時代です。HOUSE、HIPHOP、DISCOなど時代の音楽も生まれます。JAMES BROWNもその波に乗るように音楽を変化させていきます。そのJBに影響を受けたマイケル・ジャクソンなどのアーティストも脚光を浴びる時代となります。
●1980〜1960年代
・Funky Men/JAMES BROWN
・It's too Funky In Here/JAMES BROWN
・Give Up or Turn It A Loose/JAMES BROWN
・Get Up Offa That Thing/JAMES BROWN
・Get Away/EARTH,WIND and FIRE
・Don't Let Me Catch You With Your Groove Down/Brain Storm
・Rock Steady/Aretha Flanklin
・Ease On Down The Road/Diana Ross & Michael Jackson
・Disco Connection/Isaac hayse
・Rock Me Again/Lyn Collins
・Entrow/Graham Central Station
・Only So Much Oil In The Ground/Tower of Power
・Peace Pipe/B.T.Express
・Expose Yourself/B.T.Express
・Contact/Edwin Starr
・Up Jumped The Devil/John Davis & The Monster Orchestra
・Relight My Fire/Dan Hartman
・Dance To The Music/Sly & The Family Stone
まさにFUNK黄金期と言える時代です。JAMES BROWNやそのバックバンドの面々がファンキー4ビート/ファットバックドラムを生み出し、刺激を受けた同世代のアーティストらが【FUNK】という音楽ジャンルを確立させていきます。
黒人(アフリカンアメリカン)の公民権獲得や"BLACK is BEAUTIFUL" という世の風潮、"SOUL TRAIN"の大ヒットなども相まって、黒人による音楽やダンスといった芸術は熱を帯び、一大カルチャーとなり、今でも世界中で愛されています。
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