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SKEETER RABBIT(スキーターラビット)

公開日:2021年08月13日(金)

SKEETER RABBIT(スキーターラビット)~LOCK DANCEの動き⑧

ロックダンスのベーシックなステップや動きをご紹介するこのコラムも第8回目となりました。未読の方で興味のある方、また読みたい方は過去の記事をご参照ください。一般的に手を多く動かすイメージが強いロックダンスですが、今回はあえて下半身がメインの動きにスポットライトを当ててみたいと思います。

※ 以前のコラムでご紹介した "WHICH-A-WAY(ウィッチウェイ)" や "ROCK STEADY(ロックステディ)" も代表的な動きですが、重複するため今回は説明を省略させていただきます。


●SKEETER RABBIT(スキーターラビット)
ロックダンスの初心者の方が初めの方に必ず習う初歩のステップといえば、スキーターラビットがその1つでしょう。FUNK MUSICの基本のビート(1小節の中でドン!カッ!ツカツッタ!というリズム)に合わせて4カウントでおこなうのが一般的な踊り方になります。動きの流れを文字におこしてみます。

①片足で前方にキックします(左足が多いです)
②反対の足で後方にキックします
③また①の足で前方にキックします
④反対の膝を上げ、降ろした時にポーズします

軽く跳ねながら上記の流れで足を運びます。音楽に合わせて②で強く踏み込んだり、②の後に足をクロスしてから前に出したり、シンプルなステップなので数多くのバリエーションが存在し楽しめます。

ちなみに実質 "SKEETER RABBIT" と呼ばれるのは①〜②の2カウントのみです。この2カウントを繰り返し、前後左右いろんな向きを向く「AROUND THE WORLD(アラウンドザ・ワールド)」と呼ばれるバリエーションもあります。後半の③〜④は "SCOOBY DOO" の動きになります。ですので、詳しく述べますと、上記の①〜④の4カウントの動きは "SKEETER RABBIT"+"SCOOBY DOO" ということになります。ある意味これは、最も多用されるバリエーションの1つと言えるのではないでしょうか。

・SKEETER RABBITを作った人
"OG SKEETER RABBIT(オージー・スキーターラビット)" と呼ばれている方です。元々はこの方が生み出したと言われていますが "OLD SCHOOL DICTIONARY" という映像作品にも登場し、ロックダンスのみならずPOPPINGの先駆者でもあり、オリジナルチーム "ELECTRIC BOOGALOOS(エレクトリック・ブガルーズ)" の主要メンバーでもある "SKEETER RABBIT" というダンサーの方が有名です。

彼はOG SKEETERの生み出したそのステップがとても好きで、若い頃から数多くのバリエーションを編み出して披露していたことから「SKEETER RABBIT Jr.」「Lil' SKEETER RABBIT」などと呼ばれるようになり、やがて正式に "SKEETER RABBIT" というダンサーネームを継承するに至ったとおっしゃっています。


●SCOOBOT-HOP(スクーボット・ホップ)
ロックダンスにおいて有名な足の動きは何かといわれれば、これも避けては通れない動きになります。名前の通り "SCOOBOT" をしながら "HOP(=跳ねる)" します。以前解説した "SCOOBOT" の足の動きをスムーズに繋げて軽く跳ねることでこの動きは完成するのです。SKEETER RABBIT同様、流れを追ってみます。

①気をつけの姿勢から片方の膝を上げて準備する
②上げた足を横に伸ばし、振り子のように入れ替える
③反対の足が上がると同時に軸足でジャンプ
④ジャンプしている間に空中で膝を入れ替える
⑤最初に上げた方の足で最後に着地する

文章ですとやや複雑になってしまいますが、このような体の動きになります。上半身は楽にしています。膝をなるべく胸に引き寄せるように上げるとロックダンスらしくメリハリのある動きになります。

この動きはSCOOBOTの派生であることから、振付で踊る際やバトルやソロなどフリースタイルでダンスする際にも、SCOOBOTから繋げたりすると相性や流れがよく気持ちよく踊れます。また下半身を大きく使ったりジャンプも含む動きなので、ダイナミックなアクセントをつけることができます。更にキックやスライド、側転やドルフィン(=シャチ)と言ったアクロバット技などと組み合わせると効果的です。

他にも様々な応用が効きます。最初に上げた膝で始まり、最後に同じ膝を降ろすことになるので、降ろさずにもう一度同じ流れで行うこともできます。途中で止めて逆再生したり、同じく膝を上げてから始める "ROCK STEADY" に繋げたりするのも流れがスムーズです。このように、踊り手の創意工夫次第で多彩なバリエーションをつけられる何かと重宝する動きなので、筆者もとても愛用しています。


●他のステップ
今回ご紹介した2つのステップ以外にも沢山あるのですが、やはりロックダンスの中でも重要な2つのステップですので、伝えたい情報が多くなってしまいました、ご了承ください。もしよろしければ、この機会にYoutubeなどで動画を見ていただければどんな動きかおわかりになるかと思います。

また、残りのステップのご説明は、次回第2弾として発表したいと思います。そちらも読んでいただければ幸いです。

 

 

SKEETER RABBIT・ダンス業界№1事務所ゼロクリエーションのダンスコラム

 

 

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