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撮影現場での禁止行為「個人営業」と「ロビー活動」 - ダンサーキャスティングCM振付師依頼

COLUMN

撮影現場での禁止行為「個人営業」と「ロビー活動」

公開日:2021年08月18日(水)

撮影現場での禁止行為「個人営業」と「ロビー活動」

 

メディア案件の撮影現場では幾つかの禁止行為がありますが今回は「個人営業」と「ロビー活動」について触れてみたいと思います。 まずは「個人営業」についてです。

 

「個人営業」とはどのようなものでしょうか? ダンサーや役者、モデルなど芸能活動をしている方では個人の名刺を作っている方も多いと思います。

現場で知り合った同じ立場の参加者と友達になるために名刺交換をすることは何の問題もありません。

しかし現場の制作スタッフや他の事務所の社員さんなどに名刺を渡して「私は○○と言う者です、何か仕事があったら直接お声掛けください!」と言う行為は完全にNG行為となります。

これはなぜNGかと言うと、まずあなた自身がその現場に参加する為にはどこかしらの事務所さんやキャスティング会社さんの仲介を受けて参加している立場であるからです。

基本的に特別な例外を除いては制作会社やキャスティング会社が直接個人に仕事を依頼するようなことはありません。

(例外としては撮影現場の監督と直接知り合いで監督直々にイメージに合うからと出演を打診されたり、ある分野で著名な方やSNSでバズっている方などがテレビ局などからお声が掛かるような特殊なケースはあります)

しかし、ほとんどの方がメディアの案件に参加するにはどこかしらの事務所に所属なり登録なりしていて、そこから案件情報を頂いて参加しているはずです。

と言う事は制作会社なりキャスティング会社から仕事を依頼されているのはあなたが所属している事務所であり、今回はその事務所さんに所属しているあなたが選ばれたという事です。

現場に参加するのはあなた自身ではありますがその仕事に何かあった時に責任を負うのは事務所という立場になります。

あなた自身もそこの事務所の○○さんという立場で参加していると言う認識を持たなければいけません。

 

さて、あなたが現場で制作や別の事務所のスタッフさんに個人で営業をしたとしましょう。

制作などもこのような行為はNGだと分かっていますし、逆に直接、制作側が事務所を経由せず直接現場で知り合った個人に仕事を依頼するような行為が発覚すると咎められることになるので、個人営業は無意味な行為なのです。

また無意味どころか100%マイナスな行為です。

 

先日このようなことがあったのでご紹介致します。

 

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いつも、大変お世話になっております。

いつもエントリーさせて頂いておりました 男性タレントの【A】なのですが、 色々と厄介な事が多く有りまして、弊社での契約を8月末で解除しました。

色々理由は有るのですが、撮影の現場に何回も出て、現場に居らっしゃる プロデューサーさんや監督さんと上手く繋がりを作って、 A個人で制作の中に入り、直接、交渉キャストを狙う方法を今まで考えていたみたいで、所構わず、沢山エントリーをしていたみたいです。

非常に遺憾で、事務所の意に反しておりますし、 皆様に大変ご迷惑をお掛けしてしまう事を踏まえ、 事務所を退所して頂く方向で話を進めました。

後、以前に参加させて頂いた現場や事務所様にも、 A単独、個別で連絡をして、登録し俳優活動を行うかもしれませんが、 上記の事が御座います為、何卒、起用はしないで頂きたいです。

 

起用なんかしてしまったら、後々、本当に大変な事になってしまうので。。。

関係者各位様にも情報を流しておいて下さい。 常識を知らない非常に怖い人物です。

 

芸名:A

名前 :○○○○

 

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これは度重なる個人営業をしていたことが制作サイドから事務所に注意が入り発覚した事件です。

それにより事務所もタレントの管理が出来ていないと迷惑を受けることになります。

また個人営業をしていたAという人物は事務所をクビになり、さらには業界全体に情報が共有されブラックリスト入りすることになりました。 このように個人営業は事務所の信頼も失うことになりますし、現場も出禁になることになるので良かれと思ってやった行為かもしれませんが100%マイナスな行為なので絶対に辞めましょう!

 

次に「ロビー活動」についてです。

ロビー活動とは個人ではなく事務所のマネージャーなどがオーディションや撮影現場に行って営業活動をする行為です。

こちらは基本的には制作などからメインでキャスティングを依頼されている事務所さんでない限り営業行為はNGになります。

どのような事かと言うと某MVの撮影があったとして制作会社から弊社ZERO CREATIONがダンサーのキャステイングを依頼されたとします。 この場合弊社がメインのキャステイングと言う立ち位置になるのですが弊社からA社、B社、C社などに|案件の」ご案内をしたとします。

その際にまずオーディションがあったとしてA社マネージャーがタレントに付き添ってオーディション現場に行くこと自体は構わないのですが、あくまでも引率する為であり、そのオーディションの場で制作に対して「私、A社のマネージャーの○○です。

今後何か案件あればご連絡お願い致します!」 と言う行為がロビー活動でありNG行為です。

また同じように撮影現場にマネージャーが同行して制作にロビー活動することも当然NGです。

こちらも以外と多く、無駄に現場に行きたがる事務所さんがいますが紹介元の事務所さんの土俵で相撲を取るような、横から仕事を奪おうとする行為なので辞めましょう。

地方撮影でロケバス移動にも関わらずいきなり現場にマネージャーが勝手に表れて座席には限りがあるにも関わらず無理やり同行しようとする様な非常識な事務所さんもあります。

 

他所からの現場で、自身の連絡先を渡して直接お仕事をいただこうとしたり、マネージャーが引率して営業したり、所属事務所とはさらに関係ない別の事務所のマネージャーが引率で付いて、営業をするといった行為があったこともあり、そうした事務所さん、タレントさんは案件の案内メールを止めさせていただいた経緯があります。

営業をする場合は正規のルートで正しい方法で行いましょう。

 

また何度も書いてますが、 SNSに無断で「出演しました」と書いて、せっかく気に入っていただいた担当者から怒られて出禁になるというケースも起こっています。 せっかく起用してもらったのに、恩を仇で返す行為なので、 きちんと許可をもらって掲載ください。 少しでも参考になれば幸いです。

 

 

撮影現場での禁止行為「個人営業」と「ロビー活動」・ダンサー事務所ゼロクリエーションのダンスコラム 

 

 

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