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6STEP/WAITING(シックスステップ/ウェイティング) - ダンサーキャスティングCM振付師依頼

COLUMN

6STEP/WAITING(シックスステップ/ウェイティング)

公開日:2021年08月28日(土)

6STEP/WAITING(シックスステップ/ウェイティング)~LOCK DANCEの動き⑧ part 3

 

とうとう「part 3」までやってきました。ロックダンスのベーシックなステップや動きについてお話しさせていただいている【 LOCK DANCEの動き】シリーズですが、第8回目では下半身がメインの動きに焦点を当ててご紹介しました。そこから更に「part 2」へと繋がり、今回の「part 3」に至ります。

本編へ行く前に、ここまでに挙げて来たステップの数々をご紹介します。未読の方やもう一度読まれたい方は、ぜひ振り返って読んでいただけますと幸いです。

part 1
・SKEETER RABBIT(スキーター・ラビット)
・SCOOBOT-HOP(スクーボットホップ)

part 2
・PIMP WALK(ピンプウォーク)
・SCOOBY WALK(スクービーウォーク)
・CAMEL WALK/FLAMINGO WALK(キャメルウォーク/フラミンゴウォーク)
・DON CAMPBELL WALK(ドンキャンベルウォーク)
・LEO WALK(リオウォーク)

それでは本題へと移っていきたいと思います。


●6STEP/WAITING(シックスステップ/ウェイティング)
こちらのステップの名前を聞いたことはありますか? "THE LOCKERS" がテレビなどでショーケースを行う際に、ある一人のダンサーがソロを踊るとします。その後ろで、それ以外のメンバーが待っている時に踊っているステップの名前です。お察しのいい方はお分かりかもしれませんが「待っている」ので「WAITING」とも呼ばれています。(と言うよりも、英語でただ「待っている」と言っているだけですので、ステップの名称を表しているのか少し疑問ではあります。)

では「6STEP」とはどういう意味でしょうか。それは「6カウントで行うステップ」という意味のようです。少し説明が難しいですが、なるべく伝わりやすいよう、その動きを文字に起こしてみます。

①横に一本踏み出します(左の場合が多いです)
②反対の足を後ろにかけながら、体を進行方向と反対に向けていきます。
③最初の足でもう一歩すばやく外に出します(この時体は横向きです。右向きの場合が多いです)
④後ろ側の足を一本踏み、すぐに戻します
⑤今度は前側の足を一歩踏み、すぐに戻します
⑥スーッと元いた位置に戻ります。(右足で戻る場合が多いです)
⑦足を揃えます(この場合は左足を右足に揃える)

文字だけでは伝えるのが難しい動きではありますが、なんとなくイメージ出来ましたでしょうか?ざっくり言ってしまうと、横にちょこちょこステップして戻ってくる、と言ったような流れです。このような動きを、前述した通り6カウントで行います。

・なぜ6カウント?
ストリートダンスを経験されている方であればちょっと不自然に感じるのではないでしょうか。それは2カウントや4カウントでひと塊のステップが比較的多いからですよね。それはおそらく計算されて作られたというより、2カウントのものなら2回、4カウントのものなら1回で一小節なのでキリがよく自然にダンスが楽しめるからではないでしょうか。

ではなぜこの6STEPは6カウントなのか…これはあくまで推測に過ぎませんが…特に意味はなく、6カウントで出来たステップが「心地よかったから」ではないのでしょうか。実際踊ってみるとわかるのですが、6で止まって、また7から最初の動きを繰り返しても、特に違和感はないのです。

わかりやすく、帳尻を合わせるように2カウント足して1×8(ワンエイト)にして振付をする場合もありますが、6カウントでも充分に成り立つステップだと感じます。

・LOCKERS STEPとは?
これと全く同じ動きで "LOCKERS STEP(ロッカーズステップ)" と呼ばれるものがあります。これも以前のコラムでお話しした「日本人が暫定的につけた呼び名」であると考えられます。すなわち「ロッカーズがよくやってるこのステップ、名前はなんて言うんだろう?」「わからないけだ、ロッカーズがやっているステップだから…ロッカーズステップと呼ぶことにしよう!」という成り行きで決まり、広まって行ったとしてもおかしくはありませんね。

6STEP、WAITING、LOCKERS STEP…呼び名は様々ですが、全て同じ動きだと考えて差し支えありません。あまり名前は気にせず踊りましょう。


●GET FANCY
こちらは単体のステップではなく、短いステップの複合による一連の流れの名称になるようです。筆者が教わったパターンは下記のように2つあります。

①スキーター+ツイスト+スキーター+スクービードゥ
②スキーター+ツイスト+ツイスト+スクービードゥ

これらを1×8の中で行うことを "GET FANCY(ゲットファンシー)" と呼ぶようです。某ハンバーガー屋さんの「○○セット」という呼び方に近いと考えるとわかりやすいのではないでしょうか。 

"TWIST(ツイスト)" は、片方の足でキック、入れ替えた足をツイスト(腰を捻る)しながら踏み込むステップです。HIPHOPやB-BOYINGなどでも多用される汎用性の高いステップです。スキーターやスクービードゥといった、体を正面に向けるステップの間に、ツイストの動きが加わることでメリハリのある流れが出来ます。
 
ちなみに②の派生(バリエーション?)として、ツイストのステップを左右交互に行う場合もあるなど「こうでなければいけない」というより、組み合わせや楽しみ方は自由なのだと思います。それも「楽しくFUNKYに!」という命題を持つロックダンスならではの醍醐味なのではないでしょうか。


●さいごに
いかがでしたでしょうか。今回のステップもぜひ、YouTubeで動画を見たり実際習いに行ったり本番のショーを見るなどして、目で見て感じていただければなと思います。ダンスは知れば知るほど奥が深く、楽しめる幅も広がっていくので、これを機にたくさんのステップを練習し、またオリジナルのステップを考案したりしていただければ何よりです。

 

6STEP/WAITING(シックスステップ/ウェイティング) ・ダンス会社ZERO CREATIONのダンスコラム 

 

 

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