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COLUMN

振付の意識 -LOCK DANCE-

公開日:2021年10月01日(金)

振付の意識 -LOCK DANCE- 

 

さまざまな角度からダンスについて書き連ねているこのコラムですが、今回はタイトルの通り、ロックダンスの振付をする時に意識している点、意識した方がいい事などについてお話ししていきたいと思います。

「ロックダンスの振付をする」ということは「ロックダンスを誰かに教える、またはステージで踊る」ということになります。その観点から俯瞰で考えてみたり、実際に筆者がレッスンやショーケースなどの際に気をつけているポイントを解説していきます。「これからロックのレッスンをしたい」「レッスンで振付がうまくできず困っている」「ショーケースを創って踊ってみたい」そんな方々に少しでもいいヒントになれば幸いです。


◆ロックダンスを振付する、そのパターン
まずは、どんな時にロックダンスの振付が必要なのか、まとめていきます。

①ロックダンスのレッスンをする時
②ロックダンスでショーケースを創る時
③ロックダンスでコンテストに挑戦する時
④TVやCM、アーティストへの振付でロックダンスを求められた時

大体この4つのパターンになっていきます。1つずつ詳しくご説明していきます。


●ロックダンスのレッスンをする時の振付
1つ目の項目から見ていきましょう。皆さんはダンススタジオなどでロックダンスのレッスンを受けた事はありますか?大体の場合、ストレッチ・筋トレ・リズムトレーニングやアイソレーション・ロックダンスの基礎の練習、それから振付という流れで行われることが多いのではないでしょうか。インストラクターによって趣向は違えど「何度も通ったけど一度も振付を習ったことがない」ということはかなり稀なケースでしょう。つまり、毎週のようになんらかの振付が必要になってきます。振付であればなんでもいいわけではありません。ではどのような振付を用意するといいのでしょうか。


・クラスのレベルに合わせる
ダンススタジオの場合「LOCK 初級」「LOCK 入門」「はじめてのLOCK」などとレベルの表記がなされていることが多いです。これは受講する生徒さんの需要やスタジオ側の要望、インストラクターであるダンサーのレベルなどによって決まります。

レベルの設定に具体的な線引きはありませんが「ロックはやったことがないから入門から受けてみようかな」「ロックは数年やったから、中級クラスに挑戦してみたい!」と言った具合に生徒さんも比較的選びやすいですね。

ここで振付についてですが、入門や初級と言ったクラスには、比較的簡単な振付をします。スクービードゥやスクーボットなどの基礎のムーブを並べたり繰り返したり、ゆっくりとした曲を使ったり、短めにしたり。ロックダンスの入りやすさや楽しさを知ってもらえるよう心がけてみるとよいのではないでしょうか。一方、中級クラスなどでは複雑なリズム取りや高いスキルなどが必要な振付を用意すると満足してもらえるのではないでしょうか。


・受講してくれる生徒さんに合わせる
スタジオで定期的にレッスンを続けていると、いろんな事が起きます。

例えば初級クラスの場合、初めは全員初心者でスタートしても、数ヶ月、数年とレッスンを重ねるうちに成長に個人差が出てきます。そこで、振付の工夫が必要になる場合があります。簡単なものなら出来る人には簡単バージョン(足だけ、手だけにするなど)を、それでは物足りない人にはアレンジしたバージョンを(動きを複雑にしたり、振付を長くしたり)、などといった具合です。あくまでも一例です。

他にも、慣れたメンバーの中に体験レッスンや振替などで、突然初心者の方が入って来られる場合もあります。その方を見放さずレッスンを楽しんでもらうには、普段は説明を飛ばしてしまうようなことも、一から丁寧に説明したり、振付を簡単にしたりするとよいのではないでしょうか。


・インストラクターの趣向も大事にする
ただ、スタジオや生徒さんにばかり気を配っていると、ダンサー本人が楽しめず、義務的で作業的なレッスンになってしまうこともあります。それでは生徒さんやスタジオの期待に応えるのは難しいでしょう。そこで、インストラクター自身も「こう教えたら楽しいだろう」「たまにはこういうのもやってみよう」と言った遊びや工夫が必要ではないでしょうか。

参考までに筆者が気分転換にする振付のバリエーションをいくつかご紹介してみたいと思います。

□ 普段使わない小道具(バンダナなど)を使ってみる
□ フロア技やアクロバットを混ぜてみる
□ ペアでの振付をし、パートナーを交代したりする
□ 生徒さんに振付を一部考えてもらったりアレンジしてもらう
□ いつもと違う曲調や雰囲気の曲で振付をする

インストラクター側も引き出しのバリエーションや経験値の豊富さなどが求められます。他にも、異なるジャンルを混ぜた振付を創る場合もあります。特にハウス、ソウル、ポップ、ワック、ヒップホップなどは取り入れやすく「ロックの基礎はあらかたできるぞ!」という生徒さんを更に刺激できると思います。何かヒントになれば幸いです。


●まとめ
今回はpart1として、レッスンでの振付についてお話ししました。具体的にどんな振付をしているのか、気になった方はぜひスタジオへ足を運んでみたり、YouTubeやInstagramなどでレッスン動画を探してみるといいのではないでしょうか。以後、続編も楽しみにしていただけたら嬉しいです。

 

 

 

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