メニュー

出場するコンテストや時期をよく検討する! - ダンサーキャスティングCM振付師依頼|ZERO CREATION

COLUMN

出場するコンテストや時期をよく検討する!

公開日:2021年10月14日(木)

出場するコンテストや時期をよく検討する~振付の意識 -LOCK DANCE- 番外編 その2

 

さまざまな角度や視点からストリートダンスに関する事について書かせていただいているこのコラムですが、今回は以前までいくつか記事にさせていただいた【振付の意識】というシリーズから派生した内容です。

その番外編として「自分」がレッスンやショーケースなどの振付をしたり踊ったりする場合のみならず「他人」が踊る場合、特に「コンテストに出る人を中心に考えた振付を創る場合」についてお話ししたいと思います。

それでは、そういった場合にどんなことを考えながら振付などを進めているのかを筆者なりにまとめてみましたので、こちらの項目からご確認ください。

 

①メンバーの適正や好みを見極める
②出場するコンテストや時期をよく検討する
③メンバーや周りの人とのコミュニケーションを大事にする
④確固たる目標を設定し、全力を尽くす

 

当たり前のようですが、いざ振付や練習を進めていくうちに理想の完成像が見えなくなってしまう場合もありますので、視野を狭めず、多角的に作品を創り上げていけるといいのではないでしょうか。

 

ここからは、この4つの項目について詳しく話していきたいと思います。前回、同タイトルのコラム【番外編 その1】では、①メンバーの適正や好みを見極めるについてお話ししましたので、興味のある方はぜひそちらをお読みいただければと思います。

それでは今回はその続きとなります。


● 出場するコンテストや時期をよく検討する
①の項目についてどれくらい把握できているかにもよりますが「コンテストに出たいです!」「じゃあ来月あるから出よう!」というのはなかなかの冒険です。

 

どのくらい練習期間をかけて作品を創り上げるのか、どういったレベルのコンテストなのか、審査員はどんな人なのか、決勝大会などはあるのか…などなど検討する要素は多岐にわたります。

普段からずっと同じ先生に習っていたり、毎日のように練習が出来るような環境下にある仲間であれば、あくまで目安ですが1ヶ月程度あれば踊り込みや衣装の準備など間に合うのではないでしょうか。

そうでない場合は、筆者の経験上3ヶ月程余裕をもってスケジュールを組むのが妥当ではないかと考えます。最初の1〜2ヶ月で振付を作り込み、最後の1ヶ月では人前やいつもと違う場所で踊ったりするなど、実践を想定した踊り込みの期間にして仕上げていくと良いのではないでしょうか。

 

また、自分たちのレベルに見合ったコンテストかどうかを事前に調べておくのも振付師の役目の一つだと言えます。大会のレベル(敷居)が低い場合には自信がついたり、緊張しすぎたりしないかもしれませんが、レベルが高すぎる大会だと知らずに出た場合…最悪「もうコンテストに出たくない、人前で踊るのが怖い…」などと、順位の結果以上に残念な結果になりかねません。大会によってはHPやInstagramなどSNSのアカウントがあり、過去の出場チームが載っていたり、YouTubeなどで受賞チームの動画が観れたりする場合もあるので、いろいろな情報を得て準備するのもよいのではないでしょうか。

 

また審査員(ジャッジ)によってもそのコンテストの傾向や、自分たちのチームの向き不向きなどが計り知れる場合もあります。「このダンサーさんはこういうダンスや音楽が好きだから、こういう作品が評価してもらいやすいのではないか」「自分たちのジャンルの専門ジャッジがいるからしっかり基礎を固めていこう」など、絶対ではありませんがある程度の対策を立てて臨むのもよいかもしれません。

 

逆の考えとして、どんな審査員にでも高評価を得られるよう自分たちを信じて創り上げるというスタンスも姿勢とはしては素晴らしいと思います。いずれにせよ、自分たちに合った目標や調整の仕方を見つけ、信じ、貫いていくことこそ、コンテストに出た時の達成感や充実感、次への向上心などが生まれやすいのかもしれませんね。

 

それから、コンテストによっては、その日一回きりの単発のものや、年間で予選大会が何度か行われたのちに決勝大会が開催されるものもあります。もし決勝大会への進出や入賞・優勝を狙う場合は、これも作戦を立ててみるのもよいかもしれません。

あくまでも一例ですが、早めの予選大会に出ておくのが一つ。これはもし、早い時期に決勝大会進出を決めておけば、それまでの期間でまたモチベーション高く練習や作品創り、またはコミュニケーションをはかるなどしていいコンディションで決勝に臨むことができると期待できるためです。続く予選大会の入賞チームなどを見て、傾向と対策を練るのもいいでしょう。万が一、入賞出来なかったとしてもまた次の予選大会や他の大会にも挑むことができますので、そういった意味でも、早い時期の予選大会に挑戦するのは一つの良案と言えるのではないでしょうか。

 

決勝大会に近い時期に向けて作品創りをしてしまうと、予選を通ったはいいものの、その予選と同じコレオグラフで決勝も出場することになるかもしれませんね。その場合、審査員が違えば問題ありませんが、もし短期間で同じ方に審査されるとしたら…それがプラスかどうかは要検討事項ではないでしょうか。

次回へ続きます。

Copyright© ZERO CREATIONAll Rights Reserved. - [login]