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勝つためにこだわり、貫くか否か(前編) - ダンサーキャスティングCM振付師依頼|ZERO CREATION

COLUMN

勝つためにこだわり、貫くか否か(前編)

公開日:2021年10月24日(日)

勝つためにこだわり、貫くか否か(前編)

 

皆さんは、ダンスのコンテストに出場したことはありますか?また、出場したことがある人は、どんなことを意識して振り付けや練習をしましたか?こういった問いを発した場合、さまざまな答えが返って来ることが想像できます。

「とにかくスキルを詰め込んで振りを作ってみた」
「起承転結を気にしながら全体を組み立ててみた」
「審査員(ジャッジ)のダンサーの人に、自分たちの良さをアピールできるよう意識して練習してみた」

どれも間違いではありませんし、誰しも必ず通る道なのかもしれません。今回は【やりたいもので勝つ?勝つ為にやりたくないことをやる?】ということをテーマにしてお話ししていきたいと思います。ダンスコンテストに出場する時の心構えの、ある1つの考え方として頭の隅に入れていただけますと幸いです。


●やりたいもので勝つ
コンテストに出るために自分のチームメンバーと振付を考えていく際に、必ずと言っていいほどぶつかる壁があります。それこそが【やりたいもので勝つ?勝つ為にやりたくないことをやる?】という考え方です。「それは前者の気持ちで挑めたら一番いいんじゃないの?」そう思う方も多いと思います。筆者もコンテストに挑戦しはじめの頃はとにかくその思いで突き進んでいました。どういうことか、詳しくお話ししていきます。


・やりたいもの
つまり、自分たちの好きな曲、好きな衣装、好きな振付、好きな踊り方、構成…これらにこだわって構築されたショーを指すとします。純粋にこれらを磨いていってダンスコンテストで優勝など良い結果を掴めたら理想的だと思います。しかしそれは、センスやスキルなどが特別秀でた一握りのチーム・ダンサーにしか出来ないことのように見受けられます。経験を積めば近づけますが、最初からうまくいくチームは少ないのではないでしょうか。

「ダンス」と一口に言っても、ジャンルもたくさんあり、その中でも趣味趣向は多岐に渡ります。例えばロックというジャンルの中でも、ファンキーで派手なチーム、クールで静かなチーム、ファッショナブルでオシャレなチーム、ラフで泥臭いチーム、アーティスティックでオリジナリティの高いチーム…ざっと挙げるだけもこのように分類できますし、
さらにチームの人数・スキルのレベル・男女比、振付や衣装のセンス、楽曲の編集、ステージの使い方など、さまざまな要素が組み合わさることで、千差万別のショーケースが出来上がります。

ダンサーそれぞれ、チームそれぞれに「こういう曲で踊りたい」「こういう振付が好き」「この衣装で踊りたい」など、やりたいものがあるはずだからです。ではその「やりたいもの」をやるだけでコンテストで結果を得ることはできるのでしょうか?そうなればベストですが、必ずしもそうではないと思います。


・万人受け
「万人受け」という言葉があります。ダンスを観る人は感性がそれぞれで、ジャッジと言えどもスポーツや学力テストのように明確な基準を共有した上で審査をしているかと言われるとそうではありません。個人個人の経験や知識に基づく見解を基準に審査している場合がほとんどなのではないでしょうか。その中でも「ある程度の数のダンサーや観客が『いい反応をすることが期待できそう』と思える部分」という振付や構成・楽曲があるものなのです。

例えばヒットしている歌謡曲などに置き換えることができるでしょうか。ある特定の人にはとても支持されるが、世間的には認知度や好感度が低いもの。逆に、好き・とても好きという評価が多いもの。後者のような楽曲を「万人受け」するものだとすると、ダンス作品にも当てはまるものがあるはずなのです。

あくまで一例ですが、耳障りのいい聴きやすい楽曲であったり、見ていてスッと入ってくる構成や振付、多くの人が見てカッコいいと思える衣装、こういったものを作ることができれば「万人受け」しやすく、それはつまり「誰が見てもいい作品=優勝や入賞」となりやすいのではないでしょうか。

その「万人受け」しやすい作品が自分たちのチームのテイストに合っていたり、作品を作っていくうちにたまたまそういうものが出来上がったりするならば、自然に作り、自然に踊ることができ、評価も自然と上がることと思います。

自分たちのやりたいものを突き詰め、作品を作っていく中(もしくは出来上がった後)で、客観的に見たり評価を受けてみて「自分たちのやりたいことで万人受けもしそう!」となれば良いですが、どうやら「万人受けしそうではない」「このままだと自分達のこだわりが伝わりきらないかもしれない」と感じたら、あなたならどうしますか?

「万人受けしなくてもいいから自分たちのやりたいことを貫く」もしくは「やりたいことだけやって結果がついてこないのももったいないから、万人受けするように改良する」と言った発想になるのではないでしょうか。

自分たちの作品やダンスへのこだわりを、どこまで貫いて、どこまで抑えて万人受けの要素を狙うのか、そのバランスが大事なのではないでしょうか。

次回は続編として【勝つ為にやりたくないことをやる?】ということをテーマに記事を書かせていただきたいと思います。お読みいただけますと幸いです。

 

 

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