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COLUMN

ハンドボーン(HAND BORN)

公開日:2021年11月20日(土)

ハンドボーン(HAND BORN)~LOCK DANCEの動き.11 腰の動き特集⑤

 

ロックダンスのベーシックな動きについて詳しくご紹介させていただいているシリーズです。その第11弾となる今回は、ロックダンスの数多ある動きの中でも、腰の動きをメインにしたものを紹介していきます。まずは、そのムーブの名称をまとめます。

・ブレイクダウン(BREAK DOWN)
・ロックステディ(ROCK STEADY)
・スニークピーク(SNEAK PEAK)
・フットボール(FOOT BALL)
・ギター(THE GUITAR)
・ハンドボーン(HAND BORN)

上記のムーブの名前だけを見て全てのダンスを踊りこなせる方もそうでない方も、よろしければ以後の文章を一読していただければ幸いです。以前のコラム【LOCK DANCEの動き.11 腰の動き特集①〜④】では一番最初に挙げた「ブレイクダウン」から「ギター」までをそれぞれ詳しくご紹介させていただきましたので、気になる方はそちらも併せてお読みください。

それでは今回は、いよいよ最後のムーブについてご説明していきたいと思います。


●ハンドボーン(HAND BORN)
まずお話ししなければならないのは、そもそもムーブの名前に「ハンド」すなわち「手」という単語が使われていることについてです。ロックダンスの経験者の方であれば既にお気づきのことと思いますが、そもそも今回ご紹介させていただく「ハンドボーン」は何を隠そう「手を主体としたダンス」です。ですが今回のコラムに登場しているからには、もちろんテーマに沿って「腰を使った動き」の一種としても捉えられるので、順を追ってお話ししていきたいと思います。


・ハンドボーン、その基本の動き
読んで字の如く「手で骨」をタッチするようなダンスの総称となります。「骨」と表記してしまいますと語弊があるかと思いますが、肩や膝など、主に出っ張っている部分を軽くポンポンと叩くような動きとなります。


・よくあるコンビネーション
ショーケースや即興のセッションなどでよく使われやすいパターンをいくつかご紹介します。

片手でトゥワル→片膝を上げてタッチ
片手でトゥワル→膝→肩を順にタッチ
両手でトゥワル→両膝を曲げて(低い体勢で)タッチ
両手でトゥワル→両膝→両肩の順にタッチ

こういった動きに重心移動やアップのリズム、時にはジャンプやロック、ポイントなどのスキルも織り交ぜながら音楽に乗り、楽しく自分らしく展開させていけようになると無限に踊れて楽しめるダンスの1つであると言えます。一人でも成立しますし、向かい合ってペアで踊ったり、だんだんと人数が増えていったら…振付の中でも重宝されるムーブです。


・腰を使ったハンドボーンのパターン
基本の流れや使い方、踊り方を大体把握していただけたかと思います。ここでようやく、いよいよ本題となる「腰を使った」ハンドボーンのパターンをご紹介したいと思います。

基本的には、同タイトルのコラムである【LOCK DANCEの動き.11 腰の動き特集②】で詳しく解説させていただきました「ロックステディ(ROCK STEADY)」というダンスとミックスした形になります。内容が重複してしまいますので掻い摘んでその特徴を解説します。

両足を肩幅ほどに開き、リラックスして直立した姿勢が基本の体勢となります。腰を左右にリズミカルに刻むように反復していきます。そこに、膝をうまく使い上下の流れを作っていきます。この動きに、前述のハンドボーンの手の動きを織り交ぜていきます。具体的なパターンを1つご紹介します。参考にお読みいただき、練習していただけたら幸いです。

※ 今回は右打ち(カウントの「1」の時に腰を右にズラすところから始めること)の場合で解説します。左打ちの場合は左右対称になります。

①「1」カウントめで腰を右にズラす。この時に右手または両手でトゥワルを素早くおこなう
②次の「&」で腰を左にズラした時、少し両膝を曲げます。同時にトゥワルした手首を開くように腕を大きく伸ばして弧を描くように膝に向けて下ろす
③「2」カウントめで腰を右にズラす。両膝をしっかりと曲げ、低い体勢にします(ここが一番低い位置です)。ここで膝を軽くタッチ。「叩く」というよりも「触る」感覚に近いかと思います。
④次の「&」では②と同じ動き・体勢になります(③の位置から少し上がることになります)。すかさず肩を軽くタッチします。②〜④にかけての手の動作は、円を描くように自然な流れでおこなうとスムーズです。膝と肩はついでにタッチするイメージでしょうか。

上記の①〜④の動きを2カウントで1セットとして、大体の場合2〜4セットほど繰り返して踊ります。かなり速く複雑な動きなので、ゆったりとした曲で踊って自然に踊れるよう練習することをオススメいたします。


●さいごに
いかがでしたでしょうか。手の動きが多い印象のあるロックダンスですが、全5回にわたってご紹介したように腰の動きをメインにしたムーブも数多く存在するので、ぜひ習得して楽しく踊りこなしていただけますと幸いです。

 

ハンドボーン・ロックダンスの動き・ダンサーの役に立つダンスコラム

 

 

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