コロナ禍で発展したオンラインレッスン
コロナ禍で発展したオンラインレッスン
ストリートダンスにまつわる様々な内容についてお話しさせていただいているこのコラムですが、今回はタイトルの通り、オンラインレッスンについてお話ししてまいりたいと思います。
以前より様々なツールで遠隔でのレッスンなど行っていた方もいらっしゃると思いますが、やはり2020年春頃の緊急事態宣言から盛んになってきたのではないでしょうか。
新型コロナウィルス感染症の脅威により東京などでは緊急事態宣言が発令されました。皆さんもご存知の通り、酒類の提供の自粛や飲食店の休業の要請が出たり、リモートでの仕事の促進やデリバリー・通販などの需要が高まっていきました。
もちろんダンス業界もそのあおりを完全に受けました。ダンスはやはり、人対人、顔と顔を合わせて伝えたり共感したり、教えたり教わったり、感動したり創作したりしていくのが醍醐味であり本質であると感じる人が多いのではないでしょうか。むしろコロナ禍においてそれが封じられたことにより、その魅力や大切さ、当たり前だと思っていたことが当たり前ではないかけがえのないものだと感じられたのではないでしょうか。
それまで毎週どこかで楽しまれていたクラブイベントやダンスコンテストの中止や度重なる延期、ダンススタジオなどの発表会の自粛、そしてダンスレッスンまでもがまともに行えない状況がいつしか当たり前にすり替わっていくような恐怖さえ感じる日々となっていきました。
そこで「なんとか家にいながらでも安心して安全に、ダンスを教わったり誰かと共有して楽しむことは出来ないだろうか」という発想が生まれ、それを体現することになったのが今回の本題【オンラインレッスン】なのです。
●オンラインレッスンの手法
オンラインレッスンと言っても様々なツールややり方が存在します。今回は主流と思える3つの手法について簡単にご説明できればと思います。皆様の参考になれば幸いです。
①会議アプリ"ZOOM"によるオンラインレッスン
②コミュニケーションアプリ"LINE"のビデオ通話機能を活用したオンラインレッスン
③主に若者の流行を発信・共感するツール"instagram"のインスタライブ機能を駆使したオンラインレッスン
上記のこの3つ手法でオンラインレッスンを開催したり受講したりした方は比較的多いのではないでしょうか。体験したことのない方や、これから実践してみたいという方の為に1つずつご紹介していきたいと思います。
● 会議アプリ"ZOOM"によるオンラインレッスン
他の2つのアプリ"LINE"や"instagram"とは違い、オンラインでのミーティングやセミナーなどを行う需要が増えた為に広く知られたアプリなのではないでしょうか(少なくとも筆者はそれまで名前も聞いたことのないアプリでした)。
その大きな特徴としましては、パソコンなどの機器の画面の中に複数の小さな窓が同時に展開し、音声や動画を一度に共有できるという点が挙げられるのではないでしょうか。会議などではもちろん重宝されるツールだと思いますが、ダンスレッスンにおいてもこの機能は活用されるべきものでした。
先生(インストラクター)が部屋の中で画面に向かってダンスや解説をし、受講する人は一度にその説明を受けられるわけですから、普段のダンススタジオなどでのレッスンとやることに大きな差異はありません。
● "LINE"のビデオ通話機能を活用したオンラインレッスン
現代の若者にもっとも普及・指示されており、日々のコミュニケーションをとるのに必要不可欠と言っても過言ではないのが、LINEというアプリではないでしょうか。普段であればメッセージやスタンプのやりとりが基本であり、画像や動画などの共有も誰でも容易にできます。そんな中、あまり使ったことのない方もいらっしゃったかもしれませんが「グループでのビデオ通話」の機能があります。
前述の"ZOOM"と同じように、画面が枠で区切られ、参加人数によってその大きさなどが変化します。6人までであれば1画面におさまるので、レッスン時には適正な人数設定かもしれせまん。
ダンスレッスンのみならず、オンライン飲み会などが盛んになり、この機能の需要が増えたためか、人が映る枠の拡大・縮小やマイクのオン・オフの切り替えなど様々な工夫が出来ることにより、ダンスレッスンもだんだんとスムーズに行えるようになっていきました。
● "instagram"のインスタライブ機能を駆使したオンラインレッスン
芸能人なども発信・交流の場としても活用されたインスタライブ。この流行りに乗ってオンラインレッスンをする人も増えました。"instagram"を使うこと=おしゃれ・最先端、という印象もあるのかと思います。
次回のコラムではそれぞれの特色や、オンラインレッスンのメリットやデメリットについて解説していきたいと思います。
お役に立てていただけますと幸いです。
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