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『Girl’s Planet 999』から読み解く、韓国のオーディション基準 - ダンサーキャスティングCM振付師依頼

COLUMN

『Girl’s Planet 999』から読み解く、韓国のオーディション基準

公開日:2021年12月05日(日)

『Girl’s Planet 999』から読み解く、韓国のオーディション基準

 

今回は、オーディション番組『Girl’s Planet 999』を通して、ガールズグループ激戦区である韓国がどのような基準で良し悪しをつけているのかを読み解いていく。

 

まず、最初に参加者全員に与えられたプログラムが『プラネット探索戦』である。中国、韓国、日本から33人ずつ集められ、同国内でグループを組み、全員の前で披露する。それをプラネットマスターのヨ・ジング、K-popマスターのソンミとティファニー、ボーカルマスターのイム・ハンビョル、チョ・アヨン、ダンスマスターのペク・グヨンとチャン・ジュヒによって審査されるのだ。
このプログラムを通して一貫していたのが「オーラがあるかないか」である。あらゆるガールズグループが乱立する韓国において、スキルがあるかは言うまでもなく、それよりも参加者固有の何かがあることを好んだ。特に、目つきのするどさがある参加者を注目し、楽曲を披露しおわった後にポーズを崩さずマスターたちを睨みつけたスー・ルイチーや、愛嬌があった登場シーンから一変、踊り始めたら目つきが変わったソ・ヨンウンなどに好印象を抱いていた。

 

さて、次のミッションが「コネクトミッション」である。同じ曲を2つのグループが披露し、その優劣を競うものである。披露する楽曲はBLACKPINKやTWICEなどの有名な曲であるため、ちょっとした振り付けのミスなども見咎められるのだ。またここでマスター達からのコメントで「表情をつけるのはいいが、強すぎてしまっている」という指摘があった。前述したプログラムでは目つきの鋭さが高評価であったが、表情をただ出せばいい、といった考えかたは世界で通用するアーティストではない、自分の持って生まれたものとすり合わせて表現を工夫するべきという考えのあらわれではないだろうか。

 

次のミッションが「コンビネーションミッション」である。これは、課題曲をそれぞれ編曲や振り付け、演出などを自身で考えるというミッションである。課題曲は前のミッションと同じ、2PMやITZYなどの有名曲である。ここでマスター達が指摘したことが「テーマ性」である。中間審査では、参加者が考案したテーマにあっていない、との評価があり、参加者の江崎ひかるには「ひかるの表情がこの曲には合わない」と、やはり表情面においての指摘があった。歌詞とテーマをしっかりと合わせた坂本舞白のチームは、「独創性やストーリー性を生かした完璧なステージであった」との評価が下された。マスター達は、既にある楽曲から逸脱はしない、しかしながら自身の独創性は用いて、またストーリーやテーマをしっかりと伝える、という非常に高いレベルを参加者に求めていたのだ。

 

続いてのミッションは「クリエーションミッション」だ。番組オリジナルの課題曲を、視聴者投票によって分けられたグループで披露する、といったものである。ここで指摘されたのが「自信のなさ」である。ここまでミッションが続き、最初からいたメンバーの人数からはぐっと減った印象があり、いつ自分が脱落するのかというプレッシャーや、スキルがあるメンバーや人気のあるメンバーと比較したことによって、それがパフォーマンスにも表れてしまうのである。どれだけ精神的に追い込まれても、自分を立て直す心の強さか、自信が出るまで練習をし続ける努力が必要とされるのだ。

 

次が「O.O.Oミッション」である。これは課題曲であった「O.O.O」をグループに分かれて披露し、Youtubeに上がった中で再生回数が多かったメンバーにベネフィットがあるというものである。他のミッションに比べてサブミッション的な印象であったのと、グループ分けがトップグループ、中間順位グループ、下位グループのような印象があったため、中間グループの完成度があまり高くなかった。マスター達は「既に脱落した子たちに失礼だと思う」「投票してくれたファンにも失礼極まりない」と非難した。その中で、下位グループは懸命に努力し、オリジナルのパートをも魅せた。それを見たマスター達は涙をぬぐい、「観客を夢中にさせたらこうして涙も出るんだ、こういうエネルギーを見せられることこそ、ガールズグループでありアイドルだと思う」と絶賛した。諦めそうな状況でも、ガールズグループとして誠意をもってステージに臨むということを、マスター達は求めたのだ。

 

最後のミッションが「コンプリーションミッション」である。最後のステージにて披露する楽曲のパート分けを2グループに分かれて争う。2グループの成果を見た時に、マスター達はここまで成長したことと、決めることの難しさに喜んだ。最後の最後まで成長し続けることを、彼女たちに求めたのである。

 

冒頭にも記した、世界中にて乱立するガールズグループ。さらに激戦区である地の韓国。ここで成功するには、何を自分たちに求められているか判断する頭の回転と、針に糸を通すような緻密さで、振り付けを遂行する努力、精神的にどれだけ追い込まれようともパフォーマンスをするための強い気持ちなど、とてもレベルが高いものを要求されるが、受かった暁には、韓国だけとは言わずに、全世界での成功が約束されているといっても、過言ではないだろう。

 

『Girl’s Planet 999』から読み解く、韓国のオーディション基準

 

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