メニュー

COLUMN

ロックダンスは肘が命!

公開日:2022年01月30日(日)

ロックダンスは肘が命!

 

突然ですが、ロックダンスをカッコよく、ロックダンスらしく踊るにはどうしたらいいか…という壁にぶち当たった時、まずは肘を気にしてみるといいと思うのです。ロックダンスに関わり始めて早20年(あっという間ですね…)になる筆者が、都内を中心にレッスンやワークショップなどでいろんな方々にロックを教えてきた中で「これを伝えたらカッコよくなった」「このポイントに注視して教えたらロックっぽく踊れるようになった」という経験談をお話ししてまいりたいと思います。あくまでも筆者独自の視点でございます。参考にしていただくもよし、違う点を意識していただいてもよし、ということで書き綴っていきたいと思います。


●ロックダンスは肘が命
今回一番伝えたい重要なメッセージですのであえて繰り返し発信していきたいのがこの「ロックダンスは肘が命」ということです。ロックダンスを長年踊っていたり、指導したりしている人にとっては既知の事実だと思いますが、これから上達したい、レッスンなどの参考にしたい、という方のお役に立てれば幸いです。

では本題の「ロックダンスは肘が命」とは、どういうことなのか、じっくりと解説していきます。


●とにかく肘を曲げよう
「先生や動画の中のダンサーをお手本にしながら練習しているのに、なぜかカッコよく踊れてない気がする…」「ステップや振付は同じはずなのに、どこかロックダンスっぽく決まらない…」そういった悩みを持っている初心者の方は多いのではないでしょうか。シンプルな動きの多いロックダンスは、数あるストリートダンスのジャンルの中ではベーシックのムーブを覚えるのは比較的簡単な方だと言えると思います。しかし、だからと言って「すぐにカッコよく踊れるようになる」かと言うとそれはまた別の話になってきます。シンプルがゆえに、カッコよく踊るにはちょっとしたコツや個人個人の魅せ方を乗せて味付けをするのが大事なのだと思います。

そこで、そのスパイスの一つは何かと言いますと「肘を曲げる」ということなのです。

例えばアップのリズムトレーニングをする時、手はどうしていますか?足踏みをしながら手をぶらぶらしたりしていませんか?「手は特に何も言われてないので…どうしたらいいかわかりません」という方はぜひ、肘を直角に近い形にしたまま肩から前後に振ってみましょう。たったそれだけのことですがなんとなく、ロックダンスっぽくなります。

例えばSKEETER RABBIT(スキーターラビット)やSCOOBY DOO(スクービードゥ)、あるいはSTOP & GO(ストップアンドゴー)と言ったベーシックなムーブをする時、手をぶらぶらしたり止めていたりしていませんか?「手は特に何も言われていないので…」という方は騙されたと思って、肘を曲げて振りましょう。だいぶロックダンスっぽいシルエットになります。

特に、SCOOBY DOOでピタッと止まってポーズを決めたい時などは、肘を曲げておくだけでロックダンスらしいカッコいいポージングが出来ます。もちろんこれが正解、それ以外は邪道などと言うつもりは毛頭ありません。あくまでもはじめの一歩のような感覚で試してみていただけるとよいかと思います。


●とにかく肘を上げよう
そもそも、ロックダンスの代名詞的ムーブである【THE LOCK(ザ・ロック)】も肘をガチっと曲げて固定したりビートの強弱やリズムを表現したりするのが醍醐味の動きです。他にも「TWIRL(トゥワル)をする時もしっかりと肘を肩の高さにあげて固定した方がメインの手首を回す動きが映えます。「POINT(ポイント)」もそうですね。いろんなバリエーションは存在するものの、綺麗に見せるポイントはと言えば、指をさす…前に、しっかりと肘を肩の高さにあげることでその軌道がより綺麗でシャープなPOINTになるのではないでしょうか。

他にも腕を使うムーブでは必ずと言っていい程、肘が起点になります。PACING(ペイシング)、WHIP(ウィップ)、KNIFE(ナイフ)、MUSCLE MAN(マッスルマン)、思いつく限り挙げてみてもやはり、肘をしっかり、しかも素速く上げることはとても大事だと言えます。


●おすすめの筋トレ
肘を早く、シャープに、無駄なく上げるにはどうしたらいいのか、ひたすら踊るのか…筆者は考えました。重いもの(2リットルのペットボトルを1〜2本で充分です)をビニール袋などに入れて腕をまっすぐだらっと下ろしておきます。そこから、なるべく上腕三頭筋にグッと力を入れるイメージで素速く真上に引き上げます。この時、肩が上がらないように注意しましょう。肩が上がる手前で、肘が一番曲がって見える位置(脇辺りでしょうか)まで一気に引き上げるというのがポイントです。

最初は左右の腕10回程度でいいと思いますが、慣れてきたら回数を増やしたり、音楽に合わせてみたりすると更に実用的な筋トレになるのではないかと思います。あくまでも、筆者の実感した成果に基づくトレーニング法ですので、合う合わない、効く効かないなどはみなさんにお任せいたします。

と言ったわけで今回は「ロックダンスは肘が命」だということが伝われば幸いです。よかったらその意識や筋トレを練習に取り入れてみてくださいね。

 

ロックダンスは肘が命!ダンス振付&ダンサーキャスティング専門会社ZERO CREATIONのダンスコラム! 

 

 

#ロックダンスは肘が命!

#ロックダンスのコツ

#ダンスコラム

#ダンス辞典

#ダンサー事務所ゼロクリエーション

#有名ダンサー事務所

#ナンバー1ダンス事務所

#ダンサーキャスティング事務所

#ダンサーキャスティング会社

#ダンサー専門キャスティング

#CM振付

#CM振付会社

#CM振付事務所

#CMダンス専門振付

#アイドル振付

#アイドルダンス振付

#アイドルダンス振付会社

#CM振付師

#CM振付師キャスティング

Copyright© ZERO CREATIONAll Rights Reserved. - [login]