チアダンスとは!?
チアダンスとは!?
ポンポンを持って可愛らしく、ときにダイナミックに踊るイメージのチアダンスだと思いますが、もともとは男性がメインでパフォーマンスするものであり、米国大統領のフランクリン・ルーズベルトや、ロナルド・レーガンもチアリーダー経験者である。
1890年代にプリンストン大学が、母校のアメリカンフットボールを応援するために創設され、当初は声援によるものが主であった。
それから、メガホンや旗などを使用し、身体を動かして応援するパフォーマンスとなっていったのです。
1920年以降に女性のチアリーダーが誕生し、1930年代以降に女性のみのスタイルが確立され、マーチングバンドの音楽に合わせ、現在でもよく見られるポンを用いたものとなっていった。
当時のユニフォームはロングスカートが用いられ、セーターに学校名が記載され、フラッシュカードなどが主具として使われた。
1960年代にはキッズのユースリーグが発展し、小中学校でも広く見られるようになった。そのころにはユニフォームも短いスカートや長袖のカーディガンから半袖のものが一般的となっていった。1970年代にはユニバーサル・チアリーダーズ協会が設立され、1980年代には全米オールスター協会が設立され、オールスターチアリーディングが始まった。2000年代にはメジャー球団がチアリーディングチームを発足した。
チアダンスそのものはアメリカの高校教師が素行の悪い生徒の更生のために考案されたものが始まりとされているが、現在では、チアダンスはアメリカではPom Dance(ポンダンス)とも呼称され、スポーツ競技のひとつとして人気を博している。
尚、チアリーディングでは「スタンツ」や「タンブリング」というアクロバティックなパフォーマンスを行い、高い身体能力が求められる。
また「コール」という掛け声で演技を行うパフォーマンスもされるが、チアダンスはあくまでダンスが軸となるため、競技人口もキッズからシニアまで幅広い層となっている。
さて、チアダンスの競技では主に4つのジャンルで成り立っている。
1:Pom(ポン)
ポンポンを持ち、アームモーションでパフォーマンスを行う。腕の角度やポンポンの位置などのチームとしての正確さが問われる。アームモーションはモーション一つ一つに名称があり、正しく出す位置や形などが決まっている。また、出した位置だけでなく、腕の軌道も統一されており、チームとして統一感を出すことを重視される。例えばひじを曲げて腕を出すことを「ブレイク」といい、ひじを曲げずに腕を動かすことを「ストレート」と呼称される。
2:Hip hop(ヒップホップ)
全身を使って大きな動きでストリート系の振付を取り入れたパフォーマンスを行う。よくストリートダンスで見られる細かい動きよりは、ダイナミックな動きの振付がよく見られる。チアダンスの中ではヒップホップ部門として独立して競技を行う部門もある。リズム感や身体の使い方、ボディアイソレーション、ステップワークなどが重視される。ロッキングやファンクなどの振付が取り入れられる場合もある。
3:Jazz(ジャズ)
バレエを基礎とした、しなやかな動きでパフォーマンスを行う。音楽そのものの解釈や表現力などが問われる。チアダンスの中ではジャズ部門として独立して競技を行う部門もある。振り付けの独創性や、バレエを軸とした柔軟なダンスのスキルなどが求められる。
4:Line Dance(ラインダンス)
列になって互いの肩や腰を組んで、脚を上げたりステップを踏んだりする。上げた脚の高さやつま先、膝の伸びやリズムなどが問われる。また、脚だけでなく、上げたときの背中の美しさや身体の引き上げなども求められる。ラインダンスがメインの「キック」という部門で競技を行う場合もある。また、部門によっては全員がつながった状態で16カウント以上行うなどのルールが設けられることもある。前に向かって足を上げるフロントキックや、斜めに向かってあげるサイドキックなどを組み合わせて振り付けが構成される。
上記4つのジャンルを競技時間2分半の中で組み合わせて競技に臨む。個人としてのスキルの高さだけでなく、チームとしての正確性、均一性、一体感、難易度、完成度がどのジャンルでも求められ、また各ジャンルの特徴を生かしたパフォーマンスが求められる。競技部門によっては4つのジャンルをそれぞれ20秒以上連続してパフォーマンスを行わなければならない、などの規定もある。また、フォーメーションチェンジなどでの視覚的な効果も重視される。
チアはもともと「応援する」という意味合いのとおり、見ている人を元気づけるパフォーマンスとして広く親しまれており、「チアスピリット」と呼ばれ、人々を元気にし、励ます気持ちを持ち、また競技をする人自身もパフォーマンスを通して元気になるという意識を持って演技を行うものである。
個人としての努力だけでなく、チームとして協力しあい、一体感を持つことがチアダンスを行ううえで大切にされているのだ。
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