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COLUMN

ストリートダンス年表

公開日:2022年05月06日(金)

ストリートダンス年表~進化する日本のダンス〜LOCK/前編

 

ストリートダンスにまつわるさまざまな記事を書かせていただいているこのコラムですが、今回は表題の通り【進化する日本のダンス】というテーマで綴ってまいりたいと思います。特に、筆者が長年現場で見て感じて踊ってきた「LOCK/LOCKIN'(ロック、ロッキン)」について詳しく述べていきます。


●ざっとストリートダンス年表
ストリートダンス発祥の地は?と聞かれたら、ほとんどのダンサーさんが「アメリカのNY」であることはお答えになられると思います。ではいつ頃日本人が踊り始めたのかご存知でしょうか?

以前掲載させていただいた【LOCKIN’は古いのか?〜歴史編〜】というコラムにてある程度のストリートダンス史について書いてあるのですが、いわゆる「ストリートダンス」と我々が呼んでいるダンスの中で最初に生まれたのはLOCK DANCEで、1970年頃の誕生であると言われています。今から50年以上前のお話になりますね。

その時代にはもちろん、YouTubeやスマートフォン、ましてやインターネットなどというものは存在しておらず、海外の情報を得るには主にラジオやテレビといったものに頼るしかありませんでした。もしくは在日アメリカ軍の中で、ダンスが好きな兵隊さんと仲良くなってステップを教えてもらったり、見様見真似で覚えたりするしかなかったのです。振付やレッスンなどありません。だからこそ、個々のダンサーの味が出たりオリジナリティが生まれていったという点はその時代ならではの特徴であると言えるでしょう。

やや話が逸れましたが、では一般の人達の目にストリートダンスが触れるようになる主な機会をご紹介します。

 

・1970年
アメリカ・デトロイトで「SOUL TRAIN」の放映が開始される。その後ロサンゼルスに拠点が移り、やがて放送区域も全米へ拡大していく。

・1973年
FUNK MUSICの生みの親「JAMES BROWN」が来日しライブパフォーマンスを行う。ここで生の黒人音楽やダンス・パフォーマンスを体感し熱狂した人もたくさんいらっしゃるのでは。(個人的には大変羨ましいです)

・1975年頃
日本でも「SOUL TRAIN」が再放送される。ここで数多くの黒人のミュージシャン、ダンサー、ファッション、音楽、カルチャー、言語や歌に触れた日本人も多いのではないでしょうか。

・1982〜1984年
「WILD STYLE」「BEAT STREET」「 BREAK IN'」といった、BREAK DANCEを含むHIPHOPカルチャーにまつわる映画がアメリカで発表され、全世界でHIPHOPブームが起きる。世界で一番踊られているストリートダンスがBREAKIN’であると言われているのは、この出来事がきっかけだったからなのでしょう。

・1982年
ニューヨークへのダンス留学を経てYOSHIBOW氏らがダンスチーム「Be Bop Crew」を九州は福岡にて結成する。チームは日本最長の継続年数を誇り、世代交代はするものの今もなお精力的に活動中。

・1984年頃
映画「BREAKIN'」に出演する「ROCK STEADY CREW(ロックステディクルー)」のメンバーが来日する。その際、大人気バラエティ番組「笑っていいとも」などに出演しプロモーションを行う。この映画やROCK STEADY CREWの来日によって生まれた日本のB-BOYの諸先輩方は数知れず。


ここからは、よりダンサー目線で重要な出来事をピックアップしていきます。

・1987年
Be Bop CrewのメンバーであるYOSHIBOW・RICKY・佐久間裕之らがNYアポロシアターにてダンスパフォーマンスを披露。日本人初優勝の功績をおさめる。

・1980年後期
LOCK DANCEの原点にして頂点と言えるダンスチーム「THE LOCKERS(ザ・ロッカーズ)」のメンバーであるTONY GOGO氏が来日、日本人女性と結婚。福岡を拠点としロックダンスを普及させた。この功績が何よりBe Bop Crewの面々の刺激になり、素晴らしきお手本となり、日本がLOCKIN’を進化させていく一番の所以となったと言えるでしょう。

・1994年
大阪のマシーン原田氏主催のADHIPが手掛ける全国区のストリートダンスコンテスト「JAPAN DANCE DELIGHT vol.1」が開催される。HIPHOPのオリジネイターの中でも屈指のダンサーで結成された「ELITE FORCE(エリートフォース)」が初来日し、ダンスパフォーマンスを披露する。JAPAN DANCE DELIGHTは2022年となった現在でも、世界最高峰のストリートダンスコンテストとして君臨しつづけている。

・1998年
佐久間裕之・植木豪らを擁する「THE SPARTANIC ROCKERS(ザ・スパルタニックロッカーズ)」がイギリスのブレイクダンス世界大会「B-BOY UK CHAMPIONSHIPS」にて日本人初優勝の功績を残す。

・2005〜2007年
同じく「B-BOY UK CHAMPIONSHIPS」のLOCK 2on2 部門にて、日本人コンビが3連覇の偉業を成し遂げる。出場順に、Hilty & Bosch(大阪の重鎮REI氏のご子息であるYOU氏とZIN氏の2人組)、GOGO BROTHERS(TONY GOGO氏の実の息子兄弟であるREI氏&YUU氏)、ill-my-nation(宮城のYu-mah氏と長崎のMiho氏のタッグ)、この三組である。


●さいごに
最初にロック中心のコラム、と言っておきながら、ブレイクダンスやヒップホップにも少し話が飛んでしまいましたが、ざっと挙げるだけでもこのように避けては通れない出来事が思い出されます。どれも本当に重要な、歴史的大事件と言っても過言ではありませんよね。もちろん、書ききれないほど大事な出来事や素晴らしい功績は他にもあるのですが、ほんのごく一部の抜粋とさせてください。いろんなダンサーさんのいろんな縁があり、今この時代にストリートダンスを楽しめたり、それを通じて沢山の仕事やつながりが出来たり、本当に感謝しなければなりませんね。

次回、後編としてさらに詳しくLOCKの、日本における進化についてお話ししてまいりたいと思います。

 

 

ストリートダンス年表・ダンサーキャスティング会社ゼロクリエーションのダンスコラム

 

 

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