ダンスの専門学校、卒業生の話
ダンスの専門学校、卒業生の話 〜よかったこと〜
突然ですが、筆者は東京のとあるダンスの専門学校に通っていました。その経験談をお話しすることで、進路に悩む若い人やその親御さん方のお役に立てればと思い筆をとった次第です。
●専門学校を選んだ理由
筆者は中学生の時にストリートダンスに出会いました。今では中学生や小学生のうちからダンスを始めることはごく普通のことかもしれませんが、20年前の当時、地方に住んでいた筆者は、テレビで見たり知ったりすることしかダンスに出会う術はなかったのです。ダンスに出会った、と言っても音楽番組などにアーティストさんやダンサーさんが出演された際にビデオで録画し、それを繰り返し繰り返しコマ送りなどにして振付を真似して覚えていた、それを文化祭で披露したりしていた、という程度です。
その他に熱中できるものがあったわけでもないので、高校はダンス部(正確にはダンスサークルでしたが)があるところを受験しました。余談ですが、ストリート系のダンスが出来る高校は県内には二校しかなく、比較的近い方の学校はそこそこ偏差値が高かったので、勉強したり内申点をとれるような活動をしていてよかったなと思いました。自慢ではなく、勉強や学級委員など、やりたいことのために何が役に立つかわからないからやっておいて損はない、ということを伝えたいです。
それからその高校で先輩にダンスや情報を教わったり、後輩と朝から放課後まで練習したり、コンテストに出場して地方代表になったりと本当にダンス三昧の日々でした。高3の夏休みに、ようやく進路と向き合い、先生の協力もあり都内にあるダンスの専門学校を3つピックアップし、それぞれ見学に行き、その中から主観ではありますが、信頼できそうな場所を選ばせていただきました。大学に行ってダンスを続けるという選択肢もありましたが、やはりダンスを真剣にやりたいならば、その道に精通しているであろう東京の専門学校で学ぶのが自分には合っているのではと思い、選択しました。
●実際に入学してみて感じたこと
専門学校に入ったら毎日朝から晩までダンスダンスダンス…楽しそうだけど疲れそうだなぁなどと最初は思っていたりしたのですが、ストリートダンス以外にバレエやジャズ、コンテンポラリーやアフリカンなど、さまざまなジャンルのダンスに触れたり、ボディコンディショニングという、自分で体を整える為の授業、そして照明や振付などについて学ぶ座学など、いろいろな角度から本格的にダンスを習うことができました。
自分の好きなジャンルだけを極めたい!好きなダンサーさんのレッスンをひたすら受けたい!というのであればダンススタジオなどに通った方がいいのかもしれませんが、時間割を決められ、自分が今まで知り得なかった動き・音楽・表現・そして自分自身の可能性を体感することが出来るのが「専門学校」という枠組みやシステムなのでしょう。
実際、いろんなジャンルの動きがミックスされたり互いに作用しあったりして自分だけのダンスや表現が出来るようになりますし、さまざまな要望に応えられるダンサーを目指している人なら尚更向いている場所だと思います。
ダンスにも流行りや廃りはあります。その時その瞬間流行っているからと言ってそればかりやっていても、いつか違うものに挑戦したくなったり自分のパフォーマンスやコレオグラフに満足いかなくなる時が訪れるものです。そうなった時にいろいろな門を叩いてみるのもいいと思いますが、専門学校では、若いうちに、失敗しても誰も笑わない時期にそれを習得することができるので、筆者はお得だなと感じます。
もちろん、好きなジャンルやダンサーさんのレッスンを受けられたり、同世代の同じ目標を持つ仲間と日々切磋琢磨できることもありがたかったです。
●卒業してからも繋がる"よかったこと"
では具体的に、ダンスの専門学校に入学し、卒業してからも役に立ったことやよかったことをお伝えします。あくまでも筆者なりの経験談ですので参考程度にお読みください。
・最前線のダンサーさんと知り合えた
普通のダンススタジオと比べ、講師となる一流ダンサーさんと知り合える数や親密度が高くなりやすいと思います。年間の指導プログラムを考えてくださり、毎週しっかりと見ていただき、出席をとったりテストをしてくださったりと、一人一人の成長や特性を見てもらえるのは専門学校ならではでしょう。
もちろん、ダンススタジオなどに飛び込んだりダンスイベントなどをきっかけに親しくなることも出来ますが、自分からは積極的に習いにいこうと思っていなかったジャンルの先生などにも目をかけてもらえるチャンスが広がる、という点では利点だと言えるのではないでしょうか。
まだまだいい点がありじっくり紹介したいので、次回へ続きます
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