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COLUMN

ダンスの専門学校卒業後の繋がり

公開日:2022年06月02日(木)

ダンスの専門学校卒業後の繋がり

以前掲載させていただきました【ダンスの専門学校、卒業生の話 〜よかったこと〜】というコラムの続きのお話となります。興味のある方はぜひそちらもあわせてお読みいただけますと幸いです。

早速ですが、本編へとまいりましょう。


●卒業してからも繋がる"よかったこと"
ダンスの専門学校に入学し、卒業してからも役に立ったことやよかったことをお伝えします。あくまでも筆者なりの経験談ですので参考程度にお読みください。

・オーディションなどで非常に役に立つ
好きなジャンルやダンサーさんのレッスンを必死に受けたり練習を積み重ねるのもとても良いことだと思います。しかし、目指す先が「アーティストさんのバックダンサーになりたい」「CMやミュージックビデオなどで踊ってみたい」「既成のジャンルに捉われない表現のできるダンサーになりたい」「多種多様な振付がこなせるコレオグラファーになりたい」などといった場合には、幅広くダンスを学ぶ必要があるのではないでしょうか。

もちろん、自分で調べていろいろなところに飛び込んだり、YouTubeなどを観て習得していくこともできるでしょう。筆者の場合はそういった術がまだ普及していない時代でしたし、地方に住んでいてこの先どうやってダンスで収入を得て生活していけばよいのか皆目見当がつかない状況でした。「学校」というシステムの中で、狭い自分の好みや知識の中では絶対に選ばないであろうレッスンを受けることで、新たな表現や楽しみが見つかっていきました。

具体的には、卒業後に受けたオーディションにてそれは役に立ちました。一次審査がハウス、二次審査がジャズという流れでした。ハウスはある程度出来てもジャズは…もしくは逆…というダンサーさんも多いのではないでしょうか。筆者自身も、専門学校で学んでいたからこそ、審査用に出された振付の課題を覚えられ、合格できたのだと自負しています。


・楽しみが増える
それぞれのジャンルの楽しみ方や基礎の動きを知っていれば、さまざまなダンスイベントでもより楽しめます。都内のダンスイベントや発表会などでは、多種多様のジャンルのダンス作品が見られるのが普通ですし、HOUSE MUSICが朝までかかるイベント、HIPHOP好きが集まるイベント、FUNKやSOULをこよなく愛する人が多いイベント…そういった場所でも偏りなく楽しめるのではないでしょうか。

専門ジャンルの創作やレベルアップを考えた時にも活かされます。ロックのスキーターというベーシックなステップにハウスのノリを取り入れたり、スクーボットやストップ&ゴーといったシンプルな動きの中にHIPHOPの要素を取り入れたり、そういったクロスオーバーもしやすいのです。

これらも、専門学校に行かずとも知り得ることではありますが、年単位でその道のプロフェッショナルに直接教われるのですから、吸収率が違うのは想像に難くありません。


・仕事の繋がりがいまだにある
それはまた、講師を務めるダンサーさんにとっても同じことが言えるのです。例えばあるPOPのダンサーさんがイベントを主催する時に、出演してくれる若いダンサーさんを集めたいとします。その時に、自分の周りだけではジャンルや人脈にある程度限界があるものですが、たくさんのジャンルを習っている生徒は表現や興味の幅が広く、出演してくれることでイベントのスパイスになると考えられます。

実際そういった繋がりでイベントに出演させていただいたり、やがて仕事としてゲストショーケース、コンテストやバトルのジャッジ、レッスンの代講、バックダンサーなどの仕事を依頼されたこともあります。卒業して16年経つ現在でも、当時の繋がりでナンバーを出展させていただいたり、仕事の斡旋をしてくださる先輩ダンサーさんの存在もあり、大変ありがたいです。


・最高の仲間に出会えた
2年間、共にレッスンを受けたり学校内外のイベントなどで作品を作ったりと、日々切磋琢磨した仲間と、今もチーム活動をしています。その中で、日本各地のさまざまなダンスコンテストで優勝・入賞など多数の実績をあげ、ゲストショーやジャッジ・レッスンなどの仕事をいただけるようになりました。若い頃から目標の一つとしていた大舞台、世界最高峰のストリートダンスコンテストである【JAPAN DANCE DELIGHT】にも2年連続出場することもできました。

そうした活動をする中で出来たたくさんのダンサーさんなどの繋がりを基に、自身らで主催するダンスイベントを成功させたり、よさこいチームの運営やTシャツやタオルといったグッズの作成、アーティストのミトカツユキさんとコラボさせていただいてのナンバー出典など、幅広く活動させていただいています。


●最後に
在学中に得たスキル・知識・経験・先輩や後輩や同期との繋がり、そういったものがかけがえのない財産と成っています。筆者は専門学校で学ぶことを選択してよかったと思っていますし、やってきたことは間違っていないと胸を張って言えます。ただ、入れば誰でもいい経験が出来てプロになれるとは言いません。卒業して16年、今も一線で活躍できている同期はほんの一握りです。専門学校に入っても入らなくても、その先の活動を充実させることが出来るかは、あなた次第です。

 

 

tunagu 

 

 

 

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