なりたいダンサー像をイメージしよう!
なりたいダンサー像をイメージしよう!~学んで活かすマインド後編〜
当コラムをご覧くださりありがとうございます。ストリートダンスにまつわる様々な内容をお伝えしているこのコラムですが、今回は以前掲載させていただいた【学んで活かすマインド〜前編〜】という記事の続きとなります。ぜひそちらもあわせてお読みいただけますと幸いです。
今回も、とあるダンスの専門学校を卒業した筆者の視点から「もっとこうすればよかった」「こんなことをしたら今に役立ったかもしれない」というお話をしていきます。これから専門学校へ進んでダンサーを目指す方などにとって何か気づきになるようなメッセージとなれば本望です。
●その場の一番になろう
前回の話と近い部分がありますが、毎レッスン・出演するイベント・コンテストやダンスシーンにおいて…ステージはさまざまですが、自分が踊る時はその場で一番輝きたい!一番カッコいいダンサーでありたい!そういった心構えを持てるかどうかも重要ではないでしょうか。「自分はどうせ下手だから」「あのチームは優勝経験が豊富だから」「先輩ダンサーが偉大すぎて…」そう言い訳をして自分の限界を自分で決めてしまわず、若いうちはドンと攻めていきましょう。多少の失敗や無礼も、ちゃんと反省や謝罪をしていけば寛大な先輩や社会は許してくれます。誰しもがそうして大きくなっていったはずですから。
そのためにもまずは小さな一歩。「このレッスンの中で一番吸収しよう!一番うまくなろう!」そういった目標を持って日々過ごせる人はその先もたくさんのことを吸収できそうですね。
かく言う筆者も学生であった当時はそこまで考える余裕はありませんでした。日々のレッスンを受け、その都度教えてくださる基礎の動きや音楽の捉え方、体の使い方や鍛え方、第一線で活躍される方やそのシーンの先駆者であられる方による振付、そういったものを教授していただける環境は、今思うととても貴重で贅沢な時間であり、しっかり吸収しないともったいない状況だと思えます。
すべてを覚えて体得して…というのはもちろん現実的ではないと思いますが、せっかく勉強したのにどんどん忘れてしまっては時間や経験がもったいないですし、インストラクターのダンサーさんにも失礼になってしまいますよね。社会に出ても効率よく仕事が出来るかと言われればそうではないのではないでしょうか。
その為にも「その場の1番になろう」という心構えは生きてくると思うのです。「クラスの中で一番早く振りを覚えよう」「一番大きく踊れるようにしてみよう」「一番カッコよく踊ろう」「一番質問したり練習したりしよう」と言った具合に、何かしらの「一番」を目指して取り組んでいる時点で、何も考えずに受け流してしまっている自分からは脱却でき、成長に繋がりやすい自分になれるのではないでしょうか。
筆者はそのマインドを持てたのは卒業の半年ほど前でした。もっと早く持てればよかったなと少し後悔しましたが、それからは一つ一つのレッスンやイベントなどをより一層大事にするよう、何かの一番になれるよう心がけて学生生活を送るようになりました。
●なりたいダンサー像をイメージしよう!
ダンスの専門学校に通っている人にとって、一番大事なイメージがこの「卒業したら自分がなりたいダンサー像」なのではないでしょうか。
「アーティストさんのバックダンサーになりたい」「チームを組んでコンテストで優勝などいい結果を重ねたい」「レッスンをたくさん任せてもらいたい」「世界で活躍できるバトラーになりたい」「コレオグラファーとして有名になりたい」「テーマパークで夢を与えるダンサーになりたい」…などなど【ダンサーとしての仕事】というのもさまざまです。
まずはどんな道があるのか知ること、調べること。第一線で活躍される方にそういったことを尋ねるチャンスが比較的多いという点も、ダンスの専門学校という環境の中でも大きな利点の1つと言えるでしょう。
そうして自分のなりたいビジョンがなんとなくでも形作られたのならば、次はそれを実現する為に何をすればいいのか、ということを考えていくことになると思います。「いろんな振付に対応できるよう、なるべく多くのジャンルの基礎を身につけよう」「時間や期日を守れるようにしよう」「挨拶をちゃんとしよう」「振付のチャンスがあれば積極的に取り組もう」「イベントやコンテスト、バトルにもどんどん出よう」「どんどん先生に話を聞こう」いろんなことを試し、いろんなことを見聞きして一歩ずつでも成長しようとすることが、いつか役に立つのではないでしょうか。筆者も学生時代、その中の少しは実践していましたが、意識の持ち方次第でもっと沢山の財産を得られたのではと悔やまれることもあるのが正直なところです。
●あとがき
あくまでも筆者の経験談ではありますが、これからダンスの専門学校に入学したり、独学でダンサーを目指される方にとって、少しでも役に立つ記事となれば幸いです。
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