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ニューヨークブロードウェイミュージカルの歴史 - ダンサーキャスティングCM振付師依頼

COLUMN

ニューヨークブロードウェイミュージカルの歴史

公開日:2022年07月03日(日)

ニューヨークブロードウェイミュージカルの歴史

 

現在、ニューヨークには41のブロードウェイ劇場が運営されています。

そこでは『Chicago』や『Moulin Rouge』、『Macbeth』など様々なミュージカルが上演されています。このブロードウェイ劇場はどのようにして現在に至るのか、今回はご紹介していきます。

 

そもそもブロードウェイという言葉は、オランダ語で「Brede weg」という広い道を指す言葉が由来となっています。

マンハッタンの最南端からニューヨーク市庁舎までを「Bloomingdale Road」、マレー通りから59丁目までを「Broadway Street」、59丁目より北を「The Boulevard」と呼称され、この3つの区間が統合されて「Broadway」と呼ばれるようになりました。

 

さて、このブロードウェイが劇場街となったのは、1880年にメトロポリタン・オペラハウスが建てられたことがはじまりです。

このオペラハウスを中心として、劇場がどんどん建てられたことによって演劇産業の発展へとつながりました。

また、劇場として最初に建てられたのは、ビクトリア劇場といわれています。

1842年、劇場事業家のオスカー・ハマースタインがビクトリア劇場を42丁目に建てました。

残念ながら、こちらは1915年に閉鎖されています。正統な演劇上演を目的として建てられたビクトリア劇場でしたが、次第に大衆演劇へと移り変わり、1850年頃にミュージカルが上演されるようになりました。

1857年に『The Elves』という作品が50公演行われ、ロングラン作品となりました。これはクリスマスをテーマにした作品で、日本でも『エルフ~サンタの国からやってきた~』と邦題がつけられ、幾度も上演されています。現在にもつながるミュージカルスタイルの作品は『The Black Crook』で、1866年に上演されました。

 

ニューヨーク内で行われているミュージカルや演劇の全てがブロードウェイというわけではなく、正式には41丁目から54丁目の中にある、500以上の座席を持つ劇場(現在は40)にて上演されている作品がブロードウェイ作品と呼ばれます。

例外的にビビアン・ビューモント劇場はリンカーンセンターにあり、範囲外の劇場となりますが、こちらはブロードウェイの劇場として数えられています。
また、ブロードウェイ劇場はオン・ブロードウェイと、オフ・ブロードウェイがあり、オン・ブロードウェイは座席が500以上ある劇場のことを指します。

人気が見込めなそうなミュージカルがオフ・ブロードウェイから上演をスタートし、人気が出てオン・ブロードウェイで上演されることもあります。

また、オフ・オフ・ブロードウェイという劇場もあり、これはオフ・ブロードウェイよりもさらに規模が小さいものとなります。オフ・ブロードウェイからオン・ブロードウェイに上がった作品は『ヘイディズタウン』、『ロック・オヴ・エイジズ』、『RENT』、『インザハイツ』などが有名です。

 

さて、オン・ブロードウェイとして一番古い劇場はリリック劇場ですが、こちらは1903に建てられた旧リリック劇場と1910年に建てられたアポロ劇場を取り壊し、1つの劇場として建てられたため、ある意味では一番新しい劇場となっています。リリック劇場は1500人の座席数で、オン・ブロードウェイの中では二番目に大きな規模の劇場となります。また、アクロバット設備もあり、空中でワイヤーを使用したパフォーマンスが可能となっています。
同年1903に開業した劇場がハドソン劇場です。座席数は1050席で、オン・ブロードウェイの中では比較的小さい劇場となっています。一度は売上が伸びずに解体の危機もありましたが、人気のあるミュージカルを上演するなどして立て直し、2017年にはリニューアルオープンすることとなりました。劇場内にはオン・ブロードウェイの中では最大のバーカウンターや、どこの座席から見ても舞台が均一に見えるように座席が設計されるなど、設備が最新のものとなっています。
オフ・ブロードウェイとして現存する最古のミュージカル劇場がセント・ルークス劇場になります。座席は178と、比較的小規模の劇場になります。こちらは聖セント・ルークス教会の地下にあり、こちらでは複数の作品が時間帯をずらして同じ時期に公演を行うという特徴があります。


さて、ブロードウェイでロングラン公演されている作品が以下となります。
1位:オペラ座の怪人、2位:シカゴ、3位:ライオン:キング、4位:キャッツ、5位:ウィキッド、6位:レ・ミゼラブル、7位:コーラスライン、8位:オー!カルカッタ!、9位:マンマ・ミーア!、10位:美女と野獣
2位のシカゴと8位のオー!カルカッタ!は再演となります。また、1位のオペラ座の怪人は上演回数が13,370回とかなりの回数が上演されています。
しかしながら、オフ・ブロードウェイにて上演された「ファンタスティックス」は42年間の上演記録を持ち、17,000回を超える上演数となりました。

ブロードウェイ作品は、ブロードウェイ劇場で上演されなければ、ブロードウェイ作品とはなりません。
のニューヨークで、ぜひ本場のブロードウェイ作品を体感してみてください!

 

 

ニューヨークブロードウェイミュージカルの歴史 https://www.zerocreation.info/column/1518-ny-broadway-history.html ダンス振付&ダンサーキャスティング専門会社ゼロクリエーションのダンスコラム!

 

 

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