ブレイクレティクスとは!?
ブレイクレティクスとは!?
最近何度かニュースでも取り上げられている、新しいエクササイズ「ブレイクレティクス」をみなさまご存知でしょうか?
2024年のパリ五輪ではブレイキンが種目として正式決定することになり、ますます注目されているブレイキンですが、ブレイクレティクスとは、ブレイキンの技術や手法を取り入れたエクササイズ形式でのレッスンというものです。今回はそのブレイクレティクスについてご紹介します。
ブレイクレティクスはもともとドイツが発祥のエクササイズで、アディダスがパートナーとなっているようです。
考案はドイツのブレイクダンサーPeter Sowinski(ピーター・ソヴィンスキー)で、腹筋・スクワット・腕立て伏せなどの筋力トレーニングに、ブレイキンの要素を組み合わせたプログラムとなっています。エクササイズにはそれぞれ難易度が設定できるようにされているので、ダンスや筋力トレーニングの経験が無いかたも、経験者やベテランの方も一緒にトレーニングすることが可能です。また、全身運動になるので、筋力アップを始め、体幹トレーニングや柔軟性の向上、スタミナ向上、リズム感の向上など、様々な効果が期待できるとされています。
また、常に音楽と一緒に動くため、モチベーション高く続けることができます。
さて、具体的なレッスンのエクササイズをご紹介いたします。
エクササイズは4つの動きに分けられています。
・ブレイクレティクストップロック
下半身の筋肉を鍛え、スクワットやランジなどの動きを元に構成されます。ブレイキンの基本的なステップから考案されたエクササイズになります。
・ブレイクレティクスフットワーク
ブレイキンのフットワークから考案され、体幹を鍛える動きになります。関節の負担を最小限に抑える配慮がされたプログラムになります。全身運動でダイナミックな動きが多いのが特徴です。
・ブレイクレティクスパワームーブ
腕立て伏せなどの動きをメインにし、上半身の筋肉を鍛えるエクササイズになります。
・ブレイクレティクスクランチ
腹筋を鍛える動きになり、また併せてバランス感覚を鍛えるエクササイズにもなります。
上記4つのエクササイズにてレッスンを構成し、それを基にエクササイズを組み合わせたコンビネーションを行います。
以下はいくつかの具体的なエクササイズのご紹介です。
『Two Step Pushups』
プランクの状態から片方の足をもう片方の足の前方に出し、もう片方の足を前方に出した足の膝のあたりをめがけてステップします。ステップしたタイミングで腕をまげ、腕立て伏せの状態になります。後ろ足、前足の順にプランクの状態に戻し、反対側も行います。また、動いている間はリズムを取ることを意識します。これは腕立て伏せとブレイキンの動きを組み合わせたもので、体幹と上半身の強化につながるトレーニングとなります。
『Bottom Up』
座った状態で、片方の足を伸ばし、もう片方の足は曲げます。伸ばした方の足を天井に向けて持ち上げ、反対側の手でつま先をつかみます。つかまない方の手は床に置き、身体を支えます。もとに戻して、反対側も行います。これも腕立て伏せとブレイキンの動きを組み合わせたもので、体幹と上半身の強化につながるトレーニングとなります。
『Cross Crunches』
床に足を伸ばして座った状態から、両足を浮かしてお尻だけがついている状態にします。手は横へ真っ直ぐまげ、バランスをとります。片方の足を上方向にひざを伸ばしたまま上げ、もう片方の足は膝を外側に向け、同じ方向の手で曲げた足の裏をタッチします。反対側の手は横に伸ばしたままでバランスをとります。元の位置に戻したら、反対側も同じように行います。
これはブレイキンのパワームーブの基本動作より考案されたエクササイズで、体幹と下半身のトレーニングとなります。また、ヒップアップにも効果が期待できるとされています。
さて、基本的なエクササイズの流れは以下のようになります。
ウォーミングアップを行い、エクササイズを2種類行ったあとは、組み合わせてコンビネーションを行います。
少し休憩をはさんだ後、また新しいエクササイズを2種類行った後、また組み合わせてコンビネーションを行います。
休憩を挟んだら、全ての動きを組み合わせたコンビネーションを行い、クールダウンで終了となります。
全身運動で筋肉疲労も大きいため、最後のクールダウンは長めにとることが多いようです。
前述したとおり、エクササイズはそれぞれ難易度が設定できるため、自身のレベルに合わせたエクササイズを行うことができます。エクササイズは基本的に前半2つ、後半2つ行い、一回のレッスンにて4つのエクササイズを行います。
ブレイクレティクスは、現在世界では12か国で展開されており、まだまだ知名度はこれからといったところですが、筋力を楽しく上げたい方、ブレイキンを始めるとっかかりが欲しいかた、もちろんブレイキン経験者も楽しめるようなプログラムなので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
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