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ダンスオーディションに受かるには〜書類編〜 - ダンサーキャスティングCM振付師依頼

COLUMN

ダンスオーディションに受かるには〜書類編〜

公開日:2022年07月15日(金)

ダンスオーディションに受かるには〜書類編〜

 

ストリートダンスに関するさまざまな内容をお伝えしているこのコラムですが、今回はテレビやライブなど、いわゆる「メディア」「オーバーグラウンド」で活躍したい人に少しでもお役に立てるよう、筆者の経験談をお話ししてまいりたいと思います。そういったことに興味や縁のない人にとっても「そうなっているんだ」と裏話のような形で楽しんでいただければ幸いです。


●どんな人が必要とされるのかを考えてみる
まず頭に入れておいた方がいいことは「オーディションを開催する側に必要な人材になること」だと思うのです。誰しも若い頃(経験や知識があまりない時期)はそうだと思うのですが「自分のダンスがうまければ誰か見つけてくれて活躍できるだろう」という認識を持ってしまうこともあるのではないでしょうか。

ダンスをしている皆さんは、ダンスを始めてある程度踊れるようになったと自覚が芽生え、周りからもいい評価を受けるようになると「自分はこのまま練習さえしていればダンサーとして活躍できるのではないか」という気持ちになったことはないでしょうか。

実はそれは「ダンサー」というものの氷山の一角に過ぎず「ある程度踊れる人」はごまんと存在しますし、ましてや現代は、学校の授業やYouTubeやSNSなどを通じてダンスのレッスンを受けやすい環境にあります。

 

ではその中で、仮に「有名アーティストのバックダンサーとしてテレビに出たい!」「ミュージックビデオやライブに出演してダンスで仕事がしたい!」と思った場合、どのようなことをしていけばいいのでしょうか。

大概の人は、ダンサーキャスティングを専門にしている事務所などに所属し、そこからオーディション情報などを供給してもらうことが多いのではないでしょうか。ある程度ダンサーとしての経歴を重ねていくと、懇意にしてくださる先輩ダンサーさんなどとの繋がりから、オーディションなどの仕事のお話しをいただけることが増えていきますが、はじめのうちは自分から情報を得にいかなければチャンスはないでしょう。

どういった界隈でも言えることだと思いますが、数少ないチャンスが来た時に、それを掴める準備をしている人だけがどんどんと活躍の場を広げていけるのではないでしょうか。


●書類審査
無名のダンサーが、アーティストさんや企業さんのオーディションを受ける場合、ほとんどの場合最初に行われるのが書類審査です。その募集要項は案件の内容によってさまざまです。性別・年齢・身長・国籍・体型・人数・髪型やヒゲの有無など、条件が狭い場合もあり、書類審査を受ける前の時点でどうしようもないパターンも多々あります。そこは考えてもどうしようもできないことなので、大事なのはその後です。

出来るダンスのジャンルや年数、コンテストやバトルなどの受賞歴、バックダンサーを担当させていただいたアーティストさんの名前、実際のダンスの動画など、それまでに積み重ねて来たものを示す時に差が生まれます。

 

例えば、あなたが審査をする側だったらどのような人を合格させたいと考えるでしょうか。例えば、合格者の枠が10人であるオーディションに対して、100人…もしくは1000人ほど書類での応募があった場合、どのような基準で選んでいくと考えられるでしょうか。これももちろん、案件や選ぶ人などいろいろな状況によって異なるので一概には言えませんが、おそらく大体の場合、以下のような人材が求められるパターンが多いのではないでしょうか。

・踊れるジャンルが少ないよりは多い人
・踊ってきた年数が短いよりは長い人
・大会の受賞経験が少ない人よりは多い人
・受賞した大会の知名度が低いよりは高いもの
・経験した仕事が少ないよりは多い人
・経験した仕事がわかりやすい影響力があるもの

そして言わずもがなですが、ダンスが下手な人よりは上手い人、どちらかと言えばそういったダンサーが現場には必要とされるのではないでしょうか。


●必要なことをやっていく
ではそういった経歴を文章として書いて提出し、審査をしてくださる方の目に留まるようにするにはどうしたらいいのか。そこはシンプルにダンスを磨く、どんどんコンテストやオーディションに挑戦して結果を出す、そこに帰着するのではないでしょうか。「それなら結局上手い人が受かるのでは?」と思われるかもしれませんが、それだけではないのが実際のところなのです。そもそも誰でも最初からうまく踊れるものではありませんし、自分は他の人より下手だから…とネガティブになっていてもダンスはうまくなりませんし、経歴は増えていきません。目標を定め、それを達成するために必要な努力やチャレンジを重ね続けた人がチャンスを掴むのではないでしょうか。自分がどんなダンサーになりたいのか、どんなアーティストさんのバックダンサーになりたいのか、そういったことを念頭に置いて活動を続けていけば、やがて必要な条件が揃っていくのではないでしょうか。

具体的には、主流のHIP HOPやJAZZのレッスンを受けたり、流行りのK-POPを勉強してみたり、様々なコレオグラファーさんの振付を速く覚えられるようにするなどといった方法も一つの対策と言えます。

次回は、書類審査以外の部分についてお話ししてみたいと思います。併せてお読みいただけますと幸いです。

 

 

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