キッズダンスオーディションの対策
キッズダンスオーディションの対策
今回はタイトルにある、キッズダンスオーディションについて記していきます。ダンサーとしてオーディションを受けたり、ミュージカルや舞台、小学校受験などでもダンスにて審査があったりするところも少なくありません。
オーディションを受ける場面において、審査で重要視されることや準備しておいた方がいい点をご紹介いたします。
・名前をはっきり言えるようにしておきましょう。
キッズオーディションではダンスのみで審査されることは稀です。
ダンス以外の面もダンスの技術以上に審査されます。
その中でも必ず最初に名前は聞かれるので、自分の名前を大きな声で言えるように練習しましょう。
このときに緊張や本番の空気に飲まれてしまって、うつむいてしまって何も言えなかったり、小さな声でしか言えなかったり、名前のみを言ってしまったりというキッズも少なくありません。
審査員の目をしっかり見て、「私の名前は、○○です。」とはっきり言えるようにしましょう。
特に初めてオーディションや受験を受けるキッズはそこでつまずいてしまい、せっかく準備してきたダンスもうまくできなくなってしまうことも懸念されますので、たかが名前かと思うかもしれませんが、そこから自宅で準備をすることは大切です。また、それ以外にも年齢や家族構成、好きなものや得意なことなどを聞かれることもあるので、余裕がある場合は、その対策もしておいていいかと思います。また、よくありがちなことが語尾の「です」「ます」のみ大きな声になり、肝心な「です」の前が聞き取れないことがあるので、その対策もしておけたら尚いいでしょう。
・ダンスの課題振り付けを事前に覚えておく場合
基本的にキッズダンスの課題はそこまで入り組んだ振り付けはないことが多いので、まずはその振り付けをわかりやすくはっきりと踊ることが重要です。ここは8カウント目で手をだす、ここは手を頭の上まであげる、とお子様自身が自分で説明できるくらい、振り付けの動きが理解できていると、大きくはっきりと踊りやすくなります。規定の振付以上に大きく踊るつもりで挑むぐらいがちょうどいいかもしれません。また、ランニングマン、パドブレ、クラブステップのようなわかりやすい技が入っている場合は、その技は単体でしっかりと練習しましょう。振りの中に入っているとどうしても技は流れで踊りがちですが、課題の中の技はしっかり理解していることのアピールにもなりますので、はっきり踊れるようにしておくといいでしょう。
・事前に自分で振り付けを考えて見せる場合
プロダンサーのような振り付けやスキルを求められることは早々ないので、キッズらしく、元気な曲やわかりやすい振り付けの方が挑みやすいでしょう。そこまで入り組んだ振り付けにする必要はないですが、曲の中でポイントや見せ場の部分を作ると印象に残りやすいです。例えば身体が柔らかいお子さんの場合は、振りの中で足を高くあげたり、スプリッツを入れたりすることで、柔軟性のアピールにもなります。振り付けもキッズが覚えられる範囲のものだとどうしても単調になりがちなので、振り付けにも緩急を出しやすくなるので、ぜひ取り入れてみてください。また、その場でただ踊るだけでなく、多少スペースに余裕があれば空間を使って移動しながらの振付を入れるのも効果的です。
・その場で振り付けを落とされる場合
とにかく事前に振り入れをされる練習の数をこなしましょう。前の二つでも記したとおり、そこまで入り組んだ振り付けにはならないかと思いますが、その場で振り付けを覚えるのは大人でも苦労するので、ぜひ事前に覚える練習をした方がいいでしょう。
・その場で流れた曲で自由に踊る場合
これも事前に色々な曲で踊る練習をしておきましょう。お子さんによっては、振り付けがないと全く踊れなくなってしまう子もいるかもしれません。その場合は、何パターンか振り付けや技を用意しておきましょう。覚えやすく、どの曲にも合いそうな技(ニュージャックスイング、トゥループ、ロジャーラビット、ロボコップ、ピルエット、バットマン、ジャンプなど)を組み合わせて簡単なルーティンにしてみるのも、フリーダンスが苦手なお子さんには効果的かもしれません。
また、上記3点に共通することが、万が一振り付けがとんでしまった場合でも、何かしら動き続けることが大事です。棒立ちになってしまうと、審査の対象外になってしまうので、ただサイドステップを踏んだり、その場でスキップをしたりなど、動き続けることによって、審査の対象外になることは避けられるので、これも練習で身に着けられるようにしておきましょう。また、表情豊かに踊ることもとても大事なのですが、貼り付けたような笑顔だと審査員によっては減点対象になる場合もあるので、表情が苦手な場合は、歌詞の一部分を口パクすると、顔の筋肉も動くので、表情が作りやすくなります。
キッズのオーディションは、大人のオーディションとはまた違った要素が必要になってくるので、キッズオーディションを考えている方は、ぜひご参考にしてみてください。
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