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ボーダーのないダンス~コンテストの価値と難しさ - ダンサーキャスティングCM振付師依頼

COLUMN

ボーダーのないダンス~コンテストの価値と難しさ

公開日:2022年10月22日(土)

ボーダーのないダンス~コンテストの価値と難しさ

 

先日のお話です。ストリートダンスの道で生きるダンサーであれば誰もが知っているであろう、日本のストリートダンス界における最重要人物と言っても過言ではない方が主催なさった新しいダンスイベントが開催され、ひょんなご縁から筆者もお招きいただきました。この場を借りて感謝申し上げます。そんな中で、やっぱりダンスイベントはいいなぁ、元気やパッションや活気に溢れていて素晴らしいなと感じたので、コラムという形でお伝えできればと筆を取らせていただきました。


●誰もが楽しめるエンターテイメント=ダンス
3時間余りの、ダンスイベントととしては決して大規模とは言えない内容ではありましたが、それゆえに1つ1つのパフォーマンスの印象が色濃く残っており、それぞれのチームの背景やメンバーの人生などが垣間見える瞬間もあり、大変有意義な時間であり素晴らしい空間であったことは間違いないと言えます。

この日イベントが開催されたホールの客席にいらしたお客さんの大半は、出演者の保護者やご友人、または親戚の方といったアットホームな雰囲気でありました。ダンスを好きな人が集まっているようなコアなイベントとはまた異なり、自分の関係者を応援するためだけに来場された方が多い場合、その会場を盛り上げ、一体感を生むのは容易いことではありません。

その至難の業をやってのけたのは、司会進行を務めたMCの方の手腕や経験値の高さによるところも大変大きかったと頭が下がりますが、何よりステージで全身全霊をかけて踊りを楽しんだり、勝負をかけたパフォーマンスをしたり、人生が滲み出るような作品を披露してくれたダンサー1人1人の熱量に感化されたというところが大変素晴らしい点であったのだろう、といたく実感したのでした。結果として、ダンスに熱中している人も、そうでない人も楽しめた最高のエンターテイメント空間となったのではないでしょうか。

この日は、イベントの前半がダンスコンテストという形式で審査が行われ、後半がダンスショーケースとゲストダンサーによるゲストショー、そして最後にはコンテストの審査結果の発表や入賞チームの表彰などが行われました。ここからはそれらの内容に触れながら、筆者が印象に残った事柄についてお話ししてまいりたいと思います。


●コンテストの価値と難しさ
今回チャレンジされていた全てのチームには、それぞれの色があり、特徴がありいいところがあり、どのダンサーも生き生きとした表情や身体表現で自分の好きな音楽や好きな振付でパフォーマンスを披露していました。ダンスが終わるごとに、MCの方がインタビューをなさり、全力のダンスをしたばかりの熱いダンサー達の思いなどを聞くことができました。

あるチームは先輩たちが作り上げてきた部活を受け継いでダンス部として日々切磋琢磨しているメンバーであったり、別のコンテストに出場した際に経験した悔しい思いをバネに再チャレンジをした高校生チームもいたり。この日のために結成されたとは思えない絆と一体感の深さを感じざるをえない師弟チームもあれば、仲の良い大学生同士が組んでいたり、なんと20年以上のキャリアを誇り世界を股にかけるプロダンサーが率いる有名チームもまさかの参戦をしていたりと、本当にバラエティーに富んだ、とても濃い出場チームが集まっていたのです。

しかし、コンテストということはそれをジャッジする審査員がいて、優劣や勝敗をつけられてしまうことになります。イベント終盤の発表時には、自身が受けた結果に驚きのあまり歓喜の言葉もままならない人もいたり、一方では悔しさのあまり涙しか出ない人もいたり…それぞれにかけてきた時間や思いの深さを感じました。どんな結果になろうとも、全力で頑張ってきたことや、それをメンバー全員で体現できたこと、そしてこれからの人生に役立つ糧となることは誰にも否定できない紛れもない事実であり、真に価値あるものなのではないでしょうか。


●老若男女が楽しめるということの体現
ショーケース部門で出演された皆さんは、ダンスを楽しむことに区別や差別はないのだということを身をもって表現してくれたダンサーばかりでした。小学校低学年と思わしき少年がしっかりとブレイクダンスを踊っていたり、そこに女の子も混ざって大人顔負けの大技をしっかり決めていたり。片や平均年齢60歳はゆうに超えているであろうおじ様チームがカッコいいスーツと音楽で生き様を見せつけてくださったり。「小さいから危ない」「女の子だから出来ない」「人前でダンスを披露するには歳を重ねすぎていて恥ずかしい」といった先入観や偏った価値観を持っている方がいたなら、きっとその考えを改めたでしょう。むしろその壁を軽く乗り越えるほどにダンスには素晴らしい魅力があり、そこに一心に情熱を注ぐダンサーの魂には、年齢や性別などは全く無関係なのだと感動さえ覚えたのでした。


●さいごに
健康に気をつけながら、できる対策もしつつ、好きなことを続けること、それを見てもらえる場所があることはとても大事なことですね。素晴らしいステージと機会をありがとうございました。

 

 

ボーダーのないダンス~コンテストの価値と難しさ・ダンサーキャスティングとダンス振付専門会社ZERO CREATIONのダンスコラム!

 

 

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