リレーダンスを撮影するには
リレーダンスを撮影するには
最近TiKToKやYoutubeなどでリレーダンスの動画をあげているアーティストが少なくありません。今回は、リレーダンスを撮影するにはどのような手順で行えばよいのかをご紹介いたします。
●リレーダンスとは
アーティストのメンバーが縦一列に並び、先頭にきた人が原則振り付けを踊り、ある程度の区切りで列の一番後ろに移動し、次の人が続きの振付を行います。サビや振り付けでペアダンスなどがある場合は、2人や3人で踊る場合もあります。
K-popのアイドルグループが初めに行い、今では日本のアーティストもリレーダンスを撮影してSNSにアップするグループも珍しくはありません。
①ダンスの割り振りを決める
踊る楽曲のグループメンバーと、撮影するメンバーの数が同じ場合は、そのまま配役を決めて行うのが一番簡単です。そうでない場合は、サビやダンスブレイクなどを踊りたい人を始めに決めて、そこを担当する人がサビで前に来られるようにパートを割っていくといいでしょう。
また、グループによっては割り振りを決めず、先頭に立った人が踊る配分をその場で決めるパターンもあり、後ろのメンバーはどこで変わるかがわからないので、臨機応変に踊ることになりますが、その楽曲と振り付けをよく知っている場合は、そのような方法でも楽しんで行うことができるかと思います。
②振り付けの構成を決める
原則メインのボーカルに沿って振り付けを行うので、メインのダンスの振付をリレーしていく形でいくことが多いです。前述したように、メインのサビやダンスブレイク、振り付けでペア振りなどがある場合は先頭ではない人も加わって踊ることもあるので、構成を撮影メンバーで話し合いましょう。
また、歌割によっては自分が先頭でないときに、自分の配役の歌割が回ってきてしまう場合は、配役が異なるメンバーが踊る場合と、自分のパートのところは同じ配役が踊れるように列の順番を入れ替えることもあるので、純粋に先頭が次々に入れ替わるのか、それとも配役にそって踊っていないときに列の順番を入れ替えるのかは撮影メンバーで決めたいところです。配役でないメンバーが踊ると、そのメンバーは自分がメインで踊らない部分の振付を覚える必要がありますが、列の順番の構成を考える必要はなくなります。また、列の順番を入れ替える手間はかかりますが、メインパートの歌割通りの配役で構成する場合は、新たに自分以外のパートを覚える必要はなくなります。
③遊びを取り入れる
楽曲内で全員が移動をするところでは、列を崩して移動したり、先頭のメンバーが踊っているときに、後方のメンバーが列から顔を出したり手を出したりして遊びを取り入れることもあります。遊びはもともと決めていて、全てをパフォーマンスとして行う場合もありますし、その場でサプライズ的に行うこともあるので、自分や他のメンバーのキャパシティーを考慮して取り入れるといいかと思います。
④撮影のカメラ配置を決める
原則カメラはスマホの縦画面のサイズで撮影されます。縦一列に並び、頭から足先まで全身が写るようにカメラの配置を調節しましょう。また、カメラマンが撮影するのではなく、三脚などでカメラを固定して撮影することが多いので、予めカメラから横幅がどこまで入るのかを確認することが必須になります。撮影するスペースも、メンバーの人数によっては縦のスペースをかなり要することもあるので、撮影場所の確保も気を付けたいところです。
⑤音をかぶせる
踊っているときの雑音や移動するときの足音が入ってしまうことが多いので、音は上からかぶせることがほとんどです。しかし、リレーダンスの一連が終わったあとのリアクションの声や、踊っている途中の遊びのリアクションなどを取り入れる場合は、撮影動画の音声は小さい音で残したまま、上から楽曲をかぶせる方法で行うグループもあります。リレーダンスはどうしても踊り終わったら移動することは必須になり、足音が入ってしまうことになるので、リレーダンスで流した音をそのまま使用することは避けて、音をかぶせたほうが無難でしょう。
⑥ソロ曲をリレーダンスで行う場合
ソロ曲をリレーダンスで撮影する場合は、バックダンサーをリレーダンスメンバーとして入れましょう。一番頭の部分はソロアーティストの配役が行い、AメロBメロなどはバックダンサーが先頭になり、サビ部分でソロアーティストが先頭にくるように調整するといいでしょう。ダンスブレイクのパートでは、アーティスト役ではなく、バックダンサーが先頭を担うことが多いようです。ダンスブレイク後は落ちサビがくることが多いので、そのためにアーティストは先頭に立たないことが多いように思います。
リレーダンスはパートの割り振りや振り付けの構成、列の順番などの決定まではとても大変な作業になるかと思いますが、撮影しているときや完成動画をみるときはとても楽しいと思いますので、ぜひみなさん挑戦してみてください!
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