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COLUMN

緊張しないで踊るには・・・

公開日:2023年02月12日(日)

緊張しないで踊るには/緊張するということ 〜 後編 〜

 

HIPHOP、LOCK、POP、HOUSE、BREAK、WAACK…いわゆるストリートダンスのあれこれについて書き綴っているこのコラムですが、今回は【 【 緊張するということ 〜 前編 〜 】という記事の続きの内容になります。まずは前回の概要についてお話しさせていただきます。

新しいことを始める時、人前で踊る時、コンテストやバトルなど勝敗がかかったステージで踊る時などなど、いろいろなシチュエーションでダンス独特の緊張感を感じた経験がおありの方も多いのではないでしょうか。

何度踊っても緊張してしまう人、元からあまり緊張しない人、だんだんと緊張しなくなっていった人、これまたいろんな人がいます。ダンスの場面で緊張するのはどんな理由なのか、また、なるべく緊張せずに済むようになるにはどうしたらいいのか、筆者なりにまとめていきます。


●緊張するのはいいこと?悪いこと?
前編の方で、ダンスで緊張してしまう理由や事例についてお話しいたしました。

・本番に至るまで練習や準備が足りていない
・体調や床などのコンディションが万全でない
・練習以上の力を出そうと力みすぎてしまう
・人に見られると緊張してしまう

上記内容について詳しく解説したのですが、今回は更に掘り下げてまいります。そもそも、緊張するということはいいことなのでしょうか、それとも良くないことなのでしょうか。一般的には、緊張してしまうと本来の力が出しきれず「こんなはずではなかった…」というような惜しむべき結果をもたらしてしまう場合もあるため、緊張すること自体がよくないことであると捉えられることが多いのではないでしょうか。

筆者もその考えには根本的には賛同するのですが、必ずしも「緊張=ダメなこと」と言い切ることはできないのではないかとも考えます。緊張するということは、普段の慣れた環境ではないステージへ挑戦するからこそ生まれる感情であると言えるので、緊張するような場所に赴く、チャレンジする、そういったことはとてもいいことなのではないでしょうか。

逆に言ってしまえば、少しも緊張しないようなところでばかり踊っていては成長する幅も少ないのではないでしょうか。前編でも申し上げました通り、緊張する場合にはいくつもパターンがあります。経験を積んでいけば解消されるものもありすが、前述した通り、よりレベルの高いコンテストやオーディションなどに挑戦する時にはどうしても緊張は伴うものではないでしょうか。


●緊張しないで踊るには
そうは言っても、挑戦するたびに緊張していて実力を出しきれないのでは得られるものも得難いです。せっかくいい振付、いい指導、いい成功イメージを得られたのなら、本番でその成果を存分に発揮し、いい評価、いい結果、いい経験を得たいものですよね。では、なるべく緊張せずに踊るにはどうしたらいいのでしょうか。

もちろん、事前の準備が一番大事です。本番の瞬間や直前に、何か不備があり焦ってしまうことは、ダンスの足枷にしかなりません。予測でき得る不備、事前に防ぎ得る不備はこういったものが挙げられます。

・衣装の不備(脱げる、とれる、ほどける、ずれる、滑る)
・体調の不備(食事の摂りすぎ、摂らなすぎ、トイレの我慢、日頃の体調管理)
・練習の不備(言うまでもありません)
・情報不足(ステージのサイズや形、床の材質、客席の広さ、審査員の位置、入りハケの方向)
・イメトレ不足(会場入りして本番踊りきるまでのイメージが出来ているかどうか)

意外とたくさんあるな…という印象をお持ちの方も多いかと思います。もちろん一気に全てを防ぐのは無理ですが、こういった事を知っていて普段から対策を練っているか、知らずに本番を迎えてしまうか、そういったところで緊張するかどうか、即ち全力を出せるかどうかも変わってくるのではないでしょうか。


●緊張を楽しもう
はじめは誰でもなんでも、わからないことだらけでは焦りや緊張があるのは当然でしょう。経験を積んで少しずつその緊張のもととなる不安は減っていくと思いますが、完全になくなるかというとそうは言い切れないのではないでしょうか。

いくら踊っていても緊張はなくならない、本当にそうだとすれば、もはや緊張することをマイナスに捉えないよう、楽しんでしまえばいいと思うのです。先述したように、緊張するということは挑戦しているということ。発想を転換して「緊張することってなかなかない!ワクワクする!」というテンションに持っていってしまうのはどうでしょうか?

もしそれが可能であるならば、緊張したとしても挑戦が失敗に終わらず、ある程度全力に近い形でパフォーマンスをすることができ得るのではないでしょうか。緊張をしないよう事前に準備をしておくのが得策ですが、この「緊張を楽しんでしまおう」という心構えこそが一番の対策になるのかもしれませんね。

 

緊張しないで踊るには/緊張するということ 〜 後編 〜CMやアイドルのダンス振付&ダンサーキャスティングゼロクリエーションのダンスコラム!

 

 

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