こんなストレッチが効果的!
こんなストレッチが効果的!ダンスに大事なストレッチ 〜 後編 〜
HIPHOP、LOCK、POP、HOUSE、BREAK、WAACK…いわゆるストリートダンスのあれこれについて書き綴っているこのコラムですが、今回は【 【 ダンスに大事なストレッチ 〜 前編 〜 】という記事の続きの内容になります。まずは前回の概要についてお話しさせていただきます。なぜストレッチをした方がいいのか、ダンサーの場合はどういった必要性があるのかを筆者なりに解説いたしました。下記、概要となります。
①ケガの防止や緩和
ダンス経験の有無にかかわらず、適度なストレッチをすることは普段の生活においてもケガの防止に繋がります。特に慢性的な肩こり、腰痛などでお悩みの方は簡単なストレッチからぜひ試してみてください。たった10秒ずつでも何もしないよりはいいはずです。
日々ダンスを習ったり教えている人ならば尚更です。ケガをして練習ができなくなってしまってはフラストレーションが溜まるでしょうし、何よりうまくなりません。プロならば、常にケガは防止する姿勢であることも最低限の仕事だと言えるでしょう。
②可動域を広げる=ダンスの可能性を広げる
ストレッチをしっかりすることで、動ける幅が広がります。より派手なキックが出来たり、肩や股関節の柔らかさを活かしたムーブやフロア技など、充分な可動域があれば無理なく決まります。
日々、適切なストレッチを繰り返すことで、もっと長く広く深く、ダンスを楽しめるようになるのではないでしょうか。
上記内容をより詳しく読まれたい方は【 〜前編〜 】をご拝読いただけますと幸いです。それでは今回の本題へとまいりましょう。
●こんなストレッチが効果的
ダンスをされていない方もダンサーの方も、日常的なストレッチはおすすめしたいのですが、では具体的にはどのようなことをすれば効果的なのでしょうか。専門的な内容は沢山の書籍や映像商品をご参照いただくのが間違いないと思いますし、昨今ではYouTubeやオンラインレッスンなどでも本格的なストレッチを体験できると思います。ご自分で調べたり実行することで充分な効果を得られている方はもちろん言うことはございません。ただ、ダンスレッスンを受けたり行っている方で「いつもやってるのにあんまり効果を感じない気がする…」という方の為に2点だけ簡単なアドバイスをさせていただきます。
・伸びているところを意識する
出来ているようで出来ていない人が多いのですが、先生の真似をしてただポーズをするだけでは充分な効果は得られません。振付のように順番通りにポーズをするだけでは不十分なのです。「このポーズをすることでどの部位を伸ばそうとしているのか」それを意識するだけでほぐれ方は変わってきます。ある程度柔軟性に自信のある方は、角度を深くしてみたり、他人に軽く押してもらうなど、適度な負荷をかけることも必要です。ぜひお試しください。
・踊る前には身体を動かす、踊った後には伸ばすだけがよい
こちらも似たような記述にはなってしまうのですが、普段のストレッチで、一つのポーズをしている時どのようにしていますか?同じ形のまま10〜20秒ほどキープするようなストレッチをされる方もいらっしゃいますが、実はこれは運動前には最適な方法とは言い難いのです。
ストレッチには【動的ストレッチ】と【静的ストレッチ】の2種類があり、その方法や目的が異なります。動的ストレッチは、軽く反動をつけてリズミカルに筋肉を動かすことで柔軟性を向上させたり、体温を上昇させるといった効果が期待できるため、運動前に行うのがよいとされています。反対に静的ストレッチは、体を動かさず30秒ほど静止させることで、筋肉を休めることでリラックス効果も得られるそうです。
何事も目的に沿った正しい方法を知り実践することで、効率的にパフォーマンス向上が出来るのではないでしょうか。
●さいごに
普段、意識してストレッチをしたり習慣となっていない人にとっては、ストレッチをしようとすることすら億劫であったり、重い腰が上がらない方もいらっしゃるかと存じます。ですが、出勤前や休憩中、運動前後や就寝前など、ちょっとした時に何かのついでにでもはじめてみましょう。正しい方法で行えば、やればやるだけ少しずつ効果は出てくるはずです。
筆者もコロナ禍で一時ダンスを封じられ、自宅で同じ姿勢でこもる日々が続いた時、びっくりするほど柔軟性が失われてしまい愕然としました。しかし2〜3ヶ月かけてじっくりとストレッチを行った結果、以前のような柔軟性を取り戻すことが出来たのです。また、元々体が柔らかくなく、社会人になってから筆者のダンスレッスンを受け始めてくださった生徒さんも、だんだんと日々の成果が出てきました。立位体前屈をする際、以前は膝の高さほどがやっとでしたが、今では指先が床につくほどまでに至りました。とは言え二年ほどかかってようやくではあるのですが。石の上にも三年ということわざがありますが、まさにその通りですね。
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