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CHAIR(チェアー)

公開日:2023年03月10日(金)

CHAIR(チェアー)/男子憧れの大技?!ウィンドミルをしよう!パート2

 

HIPHOP、LOCK、POP、HOUSE、BREAK、WAACK…いわゆるストリートダンスのあれこれについて書き綴っているこのコラムですが、今回は【 男子憧れの大技?!ウィンドミルをしよう! 】という記事の続きの内容になります。気になる方はそちらも併せてお読みいただけますと幸いです。

まずは前回の概要についてお話しさせていただきます。タイトルの通り【 ウィンドミル 】というブレイクダンスの技について筆者なりに解説いたしました。その中から抜粋して概要をお伝えします。

「ウィンドミル(=風車の意)」とはブレイクダンスの中でも「POWER MOVE(パワームーブ)」と呼ばれるものの一種です。パワームーブとはその名の如く、頭を軸に回転するヘッドスピンのような人間離れしたような技であったりアクロバット要素を含む大技の総称で、今回の記事のテーマであるウィンドミルは、その代名詞たる技だと言っても過言ではありません。「ウィンドミル」は「バックスピンを連続させることで風車のようにぐるぐると床を回転してみせる技」と言い換えることができます。

そのバックスピンとはまずどんな動きなのか、その点については前回の記事で詳しく解説いたしました。今回はいよいよ、バックスピンを連続するために必要なもう1つの技でありブレイクダンスの基礎中の基礎でもある「チェアー」についてご説明していきたいと思います。


・CHAIR(チェアー)
「チェアー」とは「椅子」という意味ですが、おおよそ椅子には見えない姿勢で動きを止める技です。前回説明させていただいた「バックスピン」という技と同様に、反時計回りでウィンドミルを実施する場合のやり方で解説しますので、反対回りで練習した方がしっくり来そうな方は、左右対称で捉えていただければと思います。

いろいろなやり方があると思いますが、そのうちの1つのやり方として、正座した状態から体の左側にカメハメ波を撃つような形を作り、そのまま90°姿勢を横に倒す形での練習方法をご紹介します。具体的には、正座したまま左肘を左脇にくっつけ、指は後ろ側に向けた状態で床に手のひらをつけにいきます。右手の指は前側をむけて床につきに行きますが、体重を支える割合としては左手の方が多いイメージです。同時に左側頭部も地面に接地させます。この時、顔から腰までが一直線で斜め(腰の方が高い位置)になります。胸はなるべく正面を向いた状態が理想的です。

一旦、この姿勢が無理なくとれるよう繰り返してみましょう。いきなり足を浮かせてしまったり、変な形で覚えたまま練習を進めてしまいますと、首や手首を変に痛めてしまう恐れがあるので注意しましょう。

それから、下半身を地面から浮かせます。両手と頭の方に充分に体重が乗っている状態であれば、腰を浮かすのはさほど苦ではありません。とは言え、いきなり両足を離そうとしたり、ましてや勢いよくジャンプしたりするのはケガに繋がりやすいのでおすすめしません。片足ずつ、少しずつバランスを探りましょう。

最終的には、足が鍵状になります。左膝が正面に突き出た形で膝から下は直角に折ります。右足も同じ形ではありますが、右膝は右側を向くような形です。これがオーソドックスなチェアーの形となります。左右の足を入れ替えたり、頭を浮かせたり、足の形を変えるなど、バリエーションは数え切れません。


●こんな練習をしてみよう
いよいよウィンドミルの説明となりますが、様々な練習方法がある中の1つをご紹介します。この方法でうまくいかない場合は、レッスンやYouTubeなどを調べて、自分に合う練習方法を見つけてみましょう。

・バックスピン→チェアー
バックスピンをした状態(つまり仰向けで開脚)で上体を右側に向けます。この時、両手はチェアーをする為にお腹や胸の前に準備をしておきます。なるべく頭を地面につける意識をしながらチェアーをしてみます。最初は足が地面についたりこすったりしてもいいので、続けてみましょう。この動きは「返し」と呼ばれます。

・チェアー→バックスピン
今度はチェアーの状態から、左足を顔の前に移動するような意識で体重を移動させます。体を支えている左手に左耳を近づけていくような流れでスムーズに地面に背中をつきに行きます。この時、しっかりと腰が浮いていて、左足を水平方向に充分に蹴って勢いをつけることができれば、再びバックスピンができます。この一連の動きは「崩し」と言います。


●まとめ
バックスピンを連続する技、それがウィンドミルです。バックスピンとチェアーという基礎をしっかり身につけ、返しと崩し(順番はどちらからでもかまいません)を反復練習し、足をつけずに連続で回転が出来るようになったら完成と言っていいでしょう。ある程度滑りやすい服装や床での練習をお勧めします。手首や腰などを痛めないよう、練習に励んでみましょう。皆さんの健闘をお祈りして結びとさせていただきたいと思います。

 

 

 CHAIR(チェアー)/男子憧れの大技?!ウィンドミルをしよう!パート2・ダンス振付とダンサー専門事務所ゼロクリエーションのダンスコラム!

 

 

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