オーディション合格率キャスティング率を上げる方法オーディション編
公開日:2021年03月13日(土)
オーディション合格率、キャスティング率を上げる方法~オーディション編~
CMやMVなどのメディアのお仕事をやりたい人は必見!!
キャスティング選考で最終選考に残る手段とメディアの仕事の合格率を少しでもUPさせる方法を公開致します!!
ダンスのお仕事の中でも花形の仕事としてCMやMVなどメディア媒体のお仕事があります。
一般の方の目にも触れ、様々な企業やアーティストとダンサーが関わりを持てる貴重な機会です。
ダンス業界ではメジャーとアンダーグラウンドと言うワードが良く出てきます。
ダンス業界でのアンダーグラウンドとはクラブやダンスイベントでショーを踊ったり、ダンスコンテストやバトルに出場してギャランティや賞金を得てお金を稼ぐこと。
対してメジャーな仕事はアーティストのバックダンサーをしたりCMやMVの振付をしたりダンサーとして出演することです。
どちらもダンサーとして成り上がっていく為の道筋としては正解です。
昔はストリートダンサーはアンダーグラウンドで活躍するのがカッコよくてメジャーな仕事するのはダサいというような傾向もありましたが現在ではその観点は無くなってきているように感じます。
最近では一流なダンサーほどメジャーでもアンダーグラウンドでもどちらでも活躍していると思います。
特に地方出身者などはCMやMVに出演したよと親御さんに報告出来ればとても喜んでくれるのではないでしょうか。
さてメディアの仕事をするためにダンサー事務所に所属や登録してる人は必見です。
まずダンサーがこのようなメディアの仕事をするためにはどこかしらの芸能事務所に所属や登録をする必要があります。
芸能事務所にも種類がありまして以下のような分類になります。
↓
・モデル事務所
・俳優、タレント事務所
・アーティスト、アイドル事務所
・声優事務所
・アクロバット、スタント事務所
・ダンサー事務所
・エキストラ事務所
大きく分けてこのように分かれます。
細かく分けるともっとあります。
上記のような垣根のない様々な業種を扱ってる総合的な事務所もあります。
ダンサーがダンスの仕事をするには様々な業種を扱ってる総合事務所かもちろんダンサー事務所に所属登録する必要があります。
ここでポイントなのは総合事務所にはいろんな仕事があると思い総合事務所に所属したとします。
その判断は間違いではありません。
役者の仕事も声優の仕事もダンスの仕事も色々ありますが純粋にダンスの仕事をしたいならばダンサー専門事務所に所属しなければいけません。
なぜなら総合事務所でもらえるダンスの仕事は僅かしかありません。
ダンスの専門ではないからです。
餅は餅屋です。
制作会社もダンサーに仕事を依頼するならばダンサー専門の会社に依頼するのが必然です。
弊社にも「以前は○○の事務所にいたけどダンスの仕事がないからこちらにきました」というダンサーが多数います。
やはりダンスの仕事はダンスの事務所に回ってきます。
それでは次に仕事の種類としてどのような過程を経てその仕事にダンサーがキャスティングされるかと言うと・・・
①書類選考で決まる案件
②書類選考後にオーディションに行って決まる案件
③制作会社に選考を一任されて事務所内で決定できる案件
④動画選考で決まる案件
⑤100人や200人採用の時は稀に先着順で決まる案件
上記のような分類があります。
基本的にはどの案件も書類選考がまずありますが本日は②のオーディションに行って決まる案件にスポットを当ててみます。
ダンサーはダンスを踊ることを求められています。
それは当たり前なのですがオーディションではまず自己紹介がありその後にダンス審査が通常の流れになります。
オーディション時に求められていることは、ダンスが上手いことはもちろんですがその時にどのようなニーズなのかと言うことです。
オーディションの時の自己紹介であなたは100%自分自身をアピール出来ていますか?
答えは否です。
私自身も審査員をやることがありますが90%くらいの人がほとんどと言っていいほど自分自身をアピール出来ていません。
自己紹介は30秒~1分程度の短い時間で審査員に自分自身を印象付けることが目的です。
この時間を有効に使ってください!
「自分はこういう人間でこういう事が出来てこういう性格で何が得意です。以前からこの企業さんの○○に注目していたので今回のこのCMのオーディションに呼んで頂いたので是非とも出演したいと思っています!」など。
事前にアピールする内容は考えておいてください。
これは当たり前です。
あなたが大学4年生でA社の企業採用試験に行ったとして何の下調べもせずに行って内定をもらえると思いますか?
それと同じです。
必ずその日のオーディションの「番組」の「アーティスト」の「企業」の下調べをしておいてオーディションに向かってください。
またその日のオーディションではどのような人材が求められているのかを汲み取ってそのニーズに合わせること。
これも大事です。
例えば
「元気でさわやかな笑顔の似合うJAZZダンサー募集」
と言う人材が求めらているオーディションであるとします。
自己紹介でボソボソと話し、表情もなく暗い印象であれば当然キャスティングされる訳はありませんよね。
ここでは例えあなたが普段は人見知りだとしても元気に爽やかに明るく振舞えなければオーディションに臨んだ意味はありません。
当然不合格です。
また爽やか設定にも関わらずダボダボなHIPHOPテイストなミスマッチな服装でオーディションに行ったのであればこれもナンセンスです。
以前に無精ひげで寝癖で寝起きのパジャマのような服装でオーディションに来た人がいましたが、やる気があるのかないのか分かりません。
当然、不合格だったのですが本人はなぜ落ちたのか分かっていませんでした。
さてオーディションが進みダンス審査も終わり2名の方が最終選考に残ったとします。
AさんとBさんどちらもダンスは圧倒的に上手で今回欲しいニーズにもあっていたとします。
どちらも条件は十分に満たしていてどちらの方が採用されてもおかしくない状況です。
しかし採用枠は1名。
ここでどちらが最終的に採用されるのかと言えば・・・より審査員の方に自己紹介で印象付けたAさんでした。
同じようなスキルや条件であればやはり、より印象に残った人が採用されるという訳です。
自己紹介の大切さを理解してもらえたでしょうか?
これを読んだくれた人は次回のオーディションから是非とも実践してみてください。
オーディションに絶対はないのでどれだけ美人でもイケメンでも超絶スキルのダンサーでも必ず合格すると言うことはありません。
ですが、せっかくわざわざ時間を割いてオーディションに行くのですから少しでもキャスティングされる確率を上げる努力をして臨みましょう。
無駄になることはありません!
あなたの今後のオーディションで必ず効果はあると断言します。

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