オーディション合格率、キャスティング率を上げる方法プロフィール編
公開日:2021年03月15日(月)
オーディション合格率、キャスティング率を上げる方法~プロフィール編~CMやMVなどのメディアのお仕事をやりたい人は必見!!
メディアのお仕事のキャスティング選考で最終選考に残る手段と合格率を少しでもUPさせる方法の続編です!!
メディアのお仕事のキャスティング選考で最終選考に残る手段と合格率を少しでもUPさせる方法の続編です!!
前回の~オーディション編~に続き本日は~プロフィール編~としてさらに掘り下げていきたいと思います。
それではプロフィール編なのですが、まずプロフィールと似たような業界用語で「コンポジ」という言葉があります。
「コンポジ」は正式には「コンポジット」の略ですが意味としては複数の素材や情報(身長、体重、3サイズ、芸歴など)をまとめたものという意味です。
プロフィール≒コンポジはほぼ同じです。
ですが昔のプロフィールには宣材写真は全身とアップの1枚づつが添付されていて、その他の必要情報が記載されていてA4用紙1枚にまとまられていると言うイメージがありませんでしょうか?
ひと昔前のプロフィールはこのように1枚にまとめられているのが普通でした。
ですが最近のプロフィール写真はたくさんの宣材写真やスナップ写真などより多くの写真を添付していて必ずしも1枚にまとめる必要がありません。
正確にはコンポジとはより多くの写真や情報をまためたものなのでプロフィールより情報が多いものに該当するのですが昨今ではどこの事務所さんも売り込みの為によりタレントさんをアピールするために良い資料を作成するのでプロフィールとコンポジはほぼ同義語として扱われているので、今回は呼び方を「プロフィール」と統一して話を進めていきたいと思います。
さて前回のオーディション編ではこのようなお話をしたのを覚えていますでしょうか?
↓
仕事の種類としてどのような過程を経てその仕事にダンサーがキャスティングされるかと言うと・・・
①書類選考で決まる案件
②書類選考後にオーディションに行って決まる案件
③制作会社に選考を一任されて事務所内で決定できる案件
④動画選考で決まる案件
⑤100人や200人採用の時は稀に先着順で決まる案件上記のような分類があります。
基本的にはどの案件も書類選考がまずありますよと言うお話でした。
①書類選考で決まる案件
②書類選考後にオーディションに行って決まる案件
③制作会社に選考を一任されて事務所内で決定できる案件
④動画選考で決まる案件
⑤100人や200人採用の時は稀に先着順で決まる案件上記のような分類があります。
基本的にはどの案件も書類選考がまずありますよと言うお話でした。
どの案件にも必ず書類選考があるという事はプロフィールが良くないと仕事には結びつかない!!
と言う事です。
書類選考が通らないと、オーディションには行けずあなたの自慢のダンスを見てもらう前に不合格となるという事です。
せっかく日々ダンスの練習を頑張っていてもあなたはダンスを見せることなく残念でしたとなるのです。
これって意味なくないですか?
ダンサーだからダンスが上手きゃいいでしょ!?と思うかもしれません。
もちろんダンスが上手いに越したことはないのですが書類選考が通らないとCMやMVにあなたがキャスティングされることはありません。
という事は第一関門としてはまずプロフィールが一番大事と言っても過言ではありません。
また書類選考だけで決定する仕事もたくさんあるのであなたのプロフィール次第ですでに合否が決まっているようなものなのです。
それではどのようなプロフィールだとオーディション合格率、キャスティング率が高いのか!?
①写真の素材が複数あること!
基本的には爽やか系が良いとされている宣材写真ですが爽やかな写真1パターンしかないと爽やか系のニーズの時にしかキャスティングされません。
例えば「クラブでガンガン踊っていそうな如何にもダンサーっぽいルックスの方募集」と言う案件であれば爽やかなテイストの写真だとニーズにマッチしていません。
また特にJAZZダンサーの方などで多い宣材写真で「レオタードでお団子ヘアー」みたい雰囲気ですと上記のような案件にはキャスティングされません。
またその逆も然りですね。
「見た目普通の全く踊りそうな人じゃないのにヘッドホンをしたらキレキレのダンスを踊りだす」みたいな設定だとすると写真が如何にもダンサーテイストな人はキャスティングされません。
上記のように宣材写真が1パターンしかないとピンポイントでその案件にその1パターンの写真がハマらないとキャスティングはされないのです。
これってもの凄く機会を損失してるとは思いませんか!?
爽やかな写真とダンサーっぽい写真の2パターンがあれば2パターンの案件にマッチングするのです。
これがさらに可愛い系の写真、スポーティーな写真、スーツの写真など複数のパターンがあるとマッチングする案件の幅はどんどん広がるのです。
選考する立場の監督や制作の人も素材が多いほど「この人はこういうのも出来るんだ、似合うんだ」と見てくれるので必然的にキャスティング率は上がってきます!
宣材写真を撮るのは多少のお金が掛かりますが多少のお金をケチって仕事出来ないならば1万円払って良い写真を撮ってガンガン仕事出来たほうが断然いいはずです。
1万円を自分に投資出来ないならばはっきり言ってこの業界では成功出来ないと言っても間違いありません。
実際にガンガンMVやCMに出演している人はドンドン新しい写真を撮ったからプロフィールに追加してくださいという積極的なタイプの人ですよ!
これを読んだ人はこれが実践できるかどうかで今後のメディアの仕事の合格率が変わる事を断言します!
②宣材写真の質を上げること!
これは①の内容と重複する部分もあるのですがせっかくお金をかけて宣材写真を撮るならば120点の写真を撮ってきてください。
本人を100点として今までのプロフィールで使用してた写真が60点だとするとプロフィール的に損してるパターンです。
オーディションに行って写真より実物の方が良いですねと言われるということになりますので今回は書類選考通過したけど本来はもっと書類選考通過率が良いはずで写真が実物のポテンシャルを下回ってるということです。
今まで60点の写真をプロフィールで使用していたら年に1回2回仕事にキャスティングされるかどうかと言う確率だったのが120点の写真になったらガンガン仕事が出来るようになったと言うほど写真の出来に左右されます。
考えてみてください。
選考する立場の人は本人を知らずに紙面上のプロフィールでまず書類選考通過か否かを決めるのです。
と言うことは本人の魅力を遺憾なく発揮した「奇跡の1枚」的なベストショットの120点の写真だとするとキャスティング率は格段に上がると言う事です。
宣材写真の出来はもちろんカメラマンさんの腕もありますが本人が写真を撮り慣れているかどうかが非常に大きいです。
ダンサーの宣材写真を撮影する場面に立ち会う事も多いのですがモデルさんに比べて表情の作り方が基本的に下手くそです。
ダンサーなのでポーズを作るのは上手なのですがどうしても表情を作るのに照れがあって良い写真にならないことが多いです。
せっかくお金を使って写真を撮るのにこれでは勿体ないですよね。
撮影に行く前に是非ご自身で鏡の前で表情を作る練習をして撮影に臨んでみてください。
自分が最も良く映る角度や目線など研究してみてくださいね。
③芸歴を充実させよう!
芸歴の多さ=その人のレベル です。
また芸歴が多い人は様々な仕事をこなしていると言う実績があるので信頼度も高いです。
なのでAさんとBさんどちらもいいな、どっちにしようと言う場面では芸歴の多い方がキャスティングされる確率が高いです。
例えば1日で10万円のギャランティのCMの案件があります。
ギャラも良いのでたくさんのエントリーがあり200人のダンサーが集まりました。
しかしこの案件、採用枠は1名なので倍率は200倍です。
200人中合格は1名なのでキャスティングされたらラッキーなくらいの案件となりました。
反対に某CMで300名エキストラ募集みたいな案件でギャラはエキストラ単価で1日3000円です。
「1日3000円て時給幾らだよ」って思うと思います。
しかしエキストラの仕事はお金をもらう為にやるというよりは芸歴を増やすためにやるイメージでいてください。
そして300名募集のような案件であれば逆に大半の人が合格する案件でもあります。
若いうちは芸歴が少なくて当たり前なのですが段々と年齢を重ねるうちに芸歴を少しづつ増やしてください。
年齢を重ねて芸歴が増えてきたら仕事を選んでやればいいと思います。
若いうちはガムシャラに仕事を選ばす色々やって芸歴と経験値を増やしてください!
後々その芸歴の多さはあなたに有利に働くことになるでしょう。
④エントリー必要事項を詳しく記載する!
メディアの案件にはプロフィールと別途エントリー必要事項というものがあります。
例えば通常の案件では
↓
プロフィールと別途以下をメール文面に記載してください
①名前
②年齢
③リハーサルと本番のスケジュール
④最寄り駅
上記は通常パターンです。
これは普通に記載してOKです。
ここに
⑤ダンス歴
と言う項目があります。
これに対して
・ダンス歴10年
と言う記載の仕方と
・HIPHOP 10年 JAZZ3年 アクロバット 2年 TAP 1年
と記載するのはどちらがいいか明白ですね。
TOTALではダンス歴10年なので間違いではありませんがどのジャンルのダンスを何年やっていると記載している方がもちろん審査する側も選考しやすいです。
さらに
⑥ダンス指導歴
と言う項目があれば
・指導歴5年
と言う記載の仕方と
・○○スタジオでHIPHOPを5年
△△ジムでHIPHOPとエアロビクスを3年
タレントさんには××CMでAさんにダンス指導
※※さんのMVで振付をしました
上記のような項目であれば具体的な内容を記載してるのとしてないのでは雲泥の差です。
他にも
・ダンス動画添付してください
では複数のダンス動画を添付する
・○○商品の使用歴
・特記事項
などあれば考えられることは詳しく可能な限りたくさん記載してください。
ここでもその人のやる気や信頼度などが滲み出ることになります。
あなたの合格率とキャスティング率を1%でも上げるために出来ることは何でも実践していきましょう!

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