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COLUMN

メディア業界のNG行為

公開日:2021年03月22日(月)
メディア業界のNG行為
 
CMやMV、TVなどの各種メディア業界でお仕事をする際のNG行為について説明いたします。
これはダンス業界だけではなく、モデルや役者、声優さんなどすべての芸能関係のお仕事に関するNG行為の内容になります。
遅刻をしないなどどの業種にも当て嵌まるものではなく芸能業界の独特の内容になります。
メディア関係の仕事を何年かしてる方には当たり前の内容なのですが新人さんなどは絶対に気を付けなけばいけない行為なので必ず守ってください。
 
①勝手にスケジュールの変更をしてはいけません。
トラブルの元になる1番多いものが「自分勝手なスケジュール変更」です。
こちらはどういう事かと言うとA社CM案件にエントリーしたとします。
合格した場合3月1日アングルチェック、3月2日撮影本番ですと言う内容です。
こちらの案件にエントリーしてまだ合否が出ていない期間中に本番の2日に別のお仕事の依頼があったとします。
A社CM案件は現在結果待ちの状態で合否がまだ決まっていません。
しかし別案件はスケジュールがOKであれば決定となる場合に
「別の仕事の依頼があったからA社CM案件は辞退しますとかキャンセルします」という行為です。
先にエントリーした案件がある場合はその合否が出るまでは自分の都合でスケジュールの変更は出来ません。
このスケジュールはあなただけのスケジュールではなく制作やクライアントなど色々な人と共有してるスケジュールという扱いになります。
なので自分一人の都合では勝手に予定を入れることが出来ないので必ず事務所にスケジュールを確認して合否が出てから初めて新たな予定を入れることが出来ます。
 
②飛び越え行為
飛び越え行為とはどういうものでしょう?
あなたは○○事務所のタレントです。
仕事で行った先で○○事務所と繋がっている同業他社の△△事務所のスタッフと知り合ったとします。
△△事務所には○○事務所にはない仕事などがあるらしいのでまたギャランティが良いとのことで〇〇事務所には内緒で△△事務所に入れてくださいとか直接仕事くださいなどと言う行為です。
このような自分の事務所を飛び越えて別の事務所に入ろうとしたり仕事をもらおうとする行為を「飛び越え行為」と言います。
飛び越え行為は業界では最もNGと言える行為です。
なので常識ある事務所ならばこの行為は当然受け付けません。
後から発覚した際には事務所同士のトラブルにもなります。
またその逆で仕事で行った先の制作会社などが事務所を通さず直接タレントに仕事を頼む行為もご法度となります。
最悪は罰金、慰謝料、ブラックリスト入りなので絶対にしてはいけません。
別の事務所に行きたい場合は今の事務所を正式に抜ける手続きをしてからが当然の道筋となります。
 
 
③現場での他のタレントさんにギャランティを聞く行為
ある仕事があります。
この仕事はA社が元となる仕事でA社から複数のBCDEと言う事務所に募集をかけます。
あなたはB社所属のタレントです。
A社から直接声を掛けられたA社のタレントは1日15000円のギャランティですがB社はA社から頂いた内容から当然事務手数料を引いた金額をB社のタレントに提示するのでA社より安く1日10000円でした。
このように声を掛けられる事務所により金額の差が出てきます。
元請けに近いほど金額が高く仲介を挟めば挟むほど金額は下がります。
しかし、あなたはこの仕事の1日10000円という金額に納得してこの案件にエントリーした訳ですから本来問題はないはずです。
でも現場で私は15000円だよって聞いたならばなんだか損したような気になりますよね。
案件は事務所により声が掛かる場所により金額の差があるのは当たり前と思ってください。
現場でのギャランティの確認行為は誰も得しない行為なのでしてはいけません。
 
④本番の日に後ろに予定を入れる行為
つい先日もあった話なのですがMVの撮影があるとして前日に本番の日の香盤(その日のスケジュール)が出ました。
エキストラの人は18:00終了予定でダンサーの人は19:00終了予定と記載されています。
ダンサーのあなたは19:00が終了予定と記載されているので20:00からアルバイトを入れました。
しかし当日は撮影が押して19:00になっても終わりません。
ここで「20:00にアルバイト入れたので帰っていいですか?」と言っても帰れるものではありません!!
新人さんにたまに見受けられる行為がこちらです。
19:00終了予定と言うのはあくまでもただの予定です。
19:00に絶対終わりますという事ではありません。
当日の撮影状況によりメディアの仕事は2時間や3時間巻いたり押したりというのは当たり前の現場です。
その日の撮影内容が全て終わった時点で晴れて終了となるので撮影終了予定の後に別の予定を入れるのは止めましょう!
行けたら行くくらいの予定であればいいのですがアルバイトなどで穴を空けることになって困るのはあなた自身です。
 
⑤情報漏洩
こちらは近年もっともメディア業界ではNGな行為です。
撮影したCMやMVが一般に公開される前に撮影内容や現場の写真などをSNSなどに記載する行為です。
アーティストの写真や現場のセットの写真などを勝手にインターネット上にUPしたりするとこちらも注意されてすぐ削除したで済めばいいのですがこちらも最悪は罰金、裁判などにもなりかねないので絶対にしてはいけません。
また事務所からもらった案件の情報を勝手にSNSなどで発信することも絶対にNGです。
「いついつどこで誰の撮影するらしいよ」などを新人さんなどが発信して問題になる事が非常に多いです。
 
細かいNG行為はまだまだたくさんあるのですが絶対にしてはいけない行為を紹介しました。
長く業界に関わっている人には当たり前の行為ですがもしやってしまうと業界から干されかねない行為なので肝に銘じてください!
 
 
メディア業界のNG行為・ダンサーキャスティング事務所ゼロクリエーションのダンスコラム
 
 
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